ふさ【総/房】
1 糸を束ねて、先端を散らし垂らしたもの。「帽子の—」 2 花や実が群がり生じて垂れているもの。フジの花、ブドウの実など。 3 袋の形になってついているもの。ミカンの内果皮など。
ふさ‐ふさ【房房/総総】
[副](スル)たくさん集まって垂れ下がっているさま。「—(と)した髪」
ふさ‐も【房藻】
アリノトウグサ科の水生の多年草。池沼に生える。茎の下部は地中に入り、ひげ根を出す。葉は羽状に細く裂けていて、節ごとに4枚ずつ輪生。夏、水面上の葉のわきに白い小花をつける。
ふさ‐ようじ【房楊枝/総楊枝】
柳や竹の一端をくだいて房のようにした楊枝。打ち楊枝。
ぼう【房】
1 部屋。小部屋。 2 僧の住む所。坊。 3 二十八宿の一。東方の第四宿。蠍(さそり)座の頭部にある四星をさす。そいぼし。房宿。