さいとう【斎藤】
姓氏の一。 [補説]「斎藤」姓の人物斎藤月岑(さいとうげっしん)斎藤耕一(さいとうこういち)斎藤栄(さいとうさかえ)斎藤実盛(さいとうさねもり)斎藤拙堂(さいとうせつどう)斎藤隆夫(さいとうたか...
さいとう‐たかお【さいとう・たかを】
[1936〜2021]漫画家。大阪の生まれ。本名、斎藤隆夫。日本の漫画界に「劇画」という分野を確立。「ゴルゴ13(サーティーン)」は、国際情勢をふまえ、豊富なアクションを取り入れたストーリー展開...
さいとう‐ひでさぶろう【斎藤秀三郎】
[1866〜1929]英語学者。宮城の生まれ。正則英語学校を創立し、日本の英語学の発展に尽くした。著「熟語本位英和中辞典」「斎藤和英大辞典」など。
さいとう‐まさき【斎藤雅樹】
[1965〜 ]プロ野球選手。埼玉の生まれ。昭和57年(1982)巨人に入団。平成元年(1989)に、日本プロ野球記録となる11試合連続完投勝利を含む20勝をあげて最多勝・沢村賞を獲得。その後も...
さいとうもきちノート【斎藤茂吉ノオト】
中野重治による文芸評論。初版は昭和16年(1941)刊行、増補新版は昭和18年(1943)の刊行。
さいとう‐げっしん【斎藤月岑】
[1804〜1878]江戸末期の文人。江戸神田の名主。名は幸成(ゆきなり)。通称、市左衛門。和漢の学に通じ、祖父の撰、父の補修による「江戸名所図会」を刊行。著「武江年表」「東都歳事記」「声曲類纂...
さいとう‐こういち【斎藤耕一】
[1929〜2009]映画監督。東京の生まれ。映画のスチール写真家、脚本家を経て「囁きのジョー」で監督デビュー。昭和49年(1974)「津軽じょんがら節」で芸術選奨。他に「約束」「旅の重さ」など。
さいとう‐さかえ【斎藤栄】
[1933〜2024]小説家。東京の生まれ。本姓、斉藤。昭和41年(1966)「殺人の棋譜」で江戸川乱歩賞を受賞。本格推理小説や社会派推理小説など、数多くの作品を手がけた。作「奥の細道殺人事件」...
さいとう‐さねもり【斎藤実盛】
[?〜1183]平安末期の武将。越前の人。保元の乱・平治の乱には源義朝に従って戦功があったが、義朝の戦死後は平宗盛・維盛に仕えた。のち、北陸で源義仲と戦って戦死。その際、老年を隠すために白髪を黒...
さいとう‐せつどう【斎藤拙堂】
[1797〜1865]江戸末期の儒学者。津藩士。名は正謙。古賀精里門下。藩の督学となり、育英に尽力。著「拙堂文集」など。