かすかべ【春日部】
埼玉県東部の市。奥州街道の粕壁宿の宿場町として発達。住宅地。桐たんす・桐箱(きりばこ)などを特産。もと新田義貞の家臣春日部氏の所領。平成17年(2005)10月、庄和町と合併。人口23.7万(2...
かすかべ‐し【春日部市】
⇒春日部
かすが【春日】
《「春日」の表記は、地名「かすが」にかかる枕詞「はるひ」を当てたもの》 奈良市およびその付近の称。特に、春日大社のあたり。 福岡県の市。福岡市の南に位置し、住宅地。自衛隊の春日原基地がある。...
かすがい【春日井】
愛知県北西部の市。名古屋市の北に隣接。パルプ・紙加工工業や果樹・サボテン栽培が盛ん。高蔵寺ニュータウンがあり、住宅都市化が進展。人口30.6万(2010)。
かすがい‐し【春日井市】
⇒春日井
しゅんかん【春寒】
[共通する意味] ★本来寒さの厳しい時期を過ぎて、なお感じられる寒さ。[英] the lingering cold[使い方]〔余寒〕▽春とはいっても、まだ余寒が厳しい〔春寒〕▽春寒の候、お変わり...
しゅんだん【春暖】
[共通する意味] ★春の暖かさ。また、春のような暖かさ。[英] mild spring weather[使い方]〔小春〕▽小春日和(びより)〔常春〕▽常春の地〔春暖〕▽春暖の候[使い分け]【1】...
しゅんぷうたいとう【春風駘蕩】
[共通する意味] ★風の吹くさま。[使い方]〔颯颯〕(形動(たる・と))▽颯々たる松風▽颯々とわたる風〔嫋嫋〕(形動(たる・と))▽嫋々と柳をゆらす風▽風嫋々として、やがてやむ〔春風駘蕩〕▽春風...
はる【春】
[意味] 四季の一つ。旧暦では一月から三月まで、現在は三月から五月まで、天文学的には春分から夏至までをいう。[英] spring[使い方]〔春〕▽春の野山に出る[補足]◇「春」は、旧暦では立春と...
はるさき【春先】
[共通する意味] ★春の初め。[英] early spring[使い方]〔春先〕▽春先に多い風邪〔早春〕▽早春の野山に出かける〔初春〕▽初春に花を咲かせる樹木〔孟春〕▽孟春のほの暖かさ[使い分け...
しゅんあしゅうぜん【春蛙秋蝉】
うるさいだけで、役に立たない無用な言論のたとえ。やかましく鳴く春のかえると秋のせみの意から。
しゅんかしゅうげつ【春花秋月】
春の花と秋の月。春に咲き乱れる生き生きとした花々や、秋の夜にかかる名月の澄んだ美しさをいう。
しゅんかしゅうとう【春夏秋冬】
春・夏・秋・冬の四季のこと。また、「季節を問わず」「一年中」の意。四季折々。
しゅんかんりょうしょう【春寒料峭】
春になって寒さがぶり返し、肌寒く感じられるさま。▽「春寒」は春になってぶりかえした寒さ。「料」は肌をなで触れる意。「峭」は厳しい意。
しゅんしゅうしゅうし【春愁秋思】
春の日にふと感じる物悲しさと、秋にふと感じる寂しい思い。よい気候のときに、なんとなく気がふさぐこと。また、いつも心のどこかに悲しみや悩みがあること。▽「春愁」は春の日のもの思い、春に感じる哀愁、「秋思」は秋の寂しいもの思いの意。
かすが‐の‐つぼね【春日局】
[1579〜1643]江戸前期の大奥の女中。徳川3代将軍家光の乳母。稲葉正成の妻。名は福。家光が将軍継嗣になるのに功績があり、大奥を任せられ、権勢を振るった。 歌舞伎。時代物。5幕。明治24...
しゅんおく‐みょうは【春屋妙葩】
[1312〜1388]南北朝時代の臨済宗の僧。甲斐の人。伯父の夢窓疎石に参禅。天竜寺・南禅寺などの住持を経て、初代僧録司となった。足利義満の政治的顧問の立場にあり、相国寺建立に協力。また、五山版...
しゅんけい【春慶】
室町時代の漆工。和泉(いずみ)国堺の人。春慶塗を創始。生没年未詳。 鎌倉時代の尾張国瀬戸の陶工、加藤景正の法号。 1 「春慶塗」の略。 2 「春慶焼」の略。
はるのや‐おぼろ【春廼舎朧】
坪内逍遥の別号。
はるやま‐ゆきお【春山行夫】
[1902〜1994]詩人・評論家。愛知の生まれ。本名、市橋渉(わたる)。上京して雑誌「詩と詩論」を創刊。詩集「月の出る町」「植物の断面」、評論「詩の研究」「文学評論」など。