き‐あ・う【来合ふ】
[動ハ四]「来合わせる」に同じ。「あくるまでも試みむとしつれど、頓(とみ)なる召使ひの—・ひたりつればなん」〈かげろふ・上〉
き‐あわ・せる【来合(わ)せる】
[動サ下一][文]きあは・す[サ下二]ちょうどやって来て、たまたま出会う。「ちょうど—・せたタクシーに乗る」
き‐かか・る【来掛(か)る】
[動ラ五(四)] 1 ちょうどその場所のあたりに来る。さしかかる。「店の前に—・ったとき声を掛けられた」 2 来ようとする。途中まで来る。「こちらへ—・って引き返した」
き‐がけ【来掛け】
1 来る途中。きしな。「—に買い物をしてきた」⇔行(ゆ)き掛け。 2 来る早々。着くとすぐ。「これは—からの御挨拶」〈伎・四谷怪談〉
き‐し‐かた【来し方】
[連語]《「き」は動詞「く(来)」の連用形、「し」は過去の助動詞「き」の連体形》 1 過ぎ去った時。過去。こしかた。「—を懐かしむ」「—を思ひ出づるもはかなきを行く末かけて何頼むらむ」〈源・総角...
きあわせる【来合わせる】
happen to 「come by [be ((at a place))]ちょうどよい時に来合わせたYou came by at just the right moment.
きがけ【来掛け】
来掛けに郵便局に寄ってきたI stopped off at the post office on my way here.
きたす【来す】
戦争は国土の荒廃を来したThe war 「brought about [led to] the ruin of the country.資金不足で事業の発展に支障を来したA shortage o...
きたて【来たて】
来たての newly-arrived田舎から来たての少年a boy fresh from the country来たての秘書a new secretary
きたる【来る】
〔次の〕next;〔近くやって来る〕coming来る10月10日にthis coming October 10来るべき選挙the upcoming [forthcoming] election来...
くる【来る】
[共通する意味] ★時間的、空間的に離れた所にあったものが、自分の方に向かって近づく。また近づいた結果、現在そこに見られる。[英] to come[使い方]〔来る〕(カ変)▽客が来ることになって...
らいかい【来会】
[共通する意味] ★ある会場にやってくること。[英] attendance[使い方]〔来場〕スル〔来会〕スル[使い分け]【1】「来場」は、主に映画、演劇、その他催し物が行われる会場に来ることをい...
らいが【来駕】
[共通する意味] ★相手が訪ねて来ることを敬っていう語。[英] your visit[使い方]〔光臨〕▽御光臨の栄を賜る〔光来〕▽御光来を仰ぐ〔来駕〕スル▽御来駕を乞う〔枉駕〕スル▽枉駕の栄に浴...
らいきゃく【来客】
[共通する意味] ★人のもとに訪ねて来る人。また、招かれて来る人。[英] a guest; a visitor[使い方]〔客〕▽駅に客を迎えに行く▽招かれざる客〔来客〕▽今日は朝から来客が多い▽...
らいげつ【来月】
[共通する意味] ★その月の次の月。[英] next month[使い方]〔来月〕▽来月の研究会の担当は君だ▽来月退院する〔翌月〕▽購入した月の翌月に銀行から引き落とされる▽あの事件は祖父が死ん...
くるす‐さぶろう【来栖三郎】
[1886〜1954]外交官。神奈川の生まれ。駐ドイツ大使として日独伊三国同盟を成立させ、太平洋戦争直前には、特派大使として対米交渉を行った。
らい‐くにつぐ【来国次】
鎌倉後期の刀工。国俊の女婿で、のち正宗の門に入り正宗十哲の一人に挙げられる。生没年未詳。
らい‐くにとし【来国俊】
鎌倉後期の刀工。国行の子。来派の代表者。銘に「国俊」の2字のものと、来を冠した3字のものとがあって作風も異なるため、同人説・別人説の両方がある。生没年未詳。
らい‐くにみつ【来国光】
室町前期の刀工。国俊の子。国次と並ぶ来派の名工。生没年未詳。
らい‐くにゆき【来国行】
鎌倉中期の刀工。来派の事実上の始祖。生没年未詳。