アキレス‐と‐かめ【アキレスと亀】
ゼノンの逆説の一。俊足のアキレスが鈍足の亀を追いかけるとき、アキレスがはじめに亀のいたところに追いついたときには、亀はわずかに前進している。ふたたびアキレスが追いかけて亀がいたところに追いついた...
あんぜん‐りつ【安全率】
構造物や材料の極限の強さと、安全に使用できる限度の許容応力との比。安全係数。セーフティーファクター。
い‐そう【位相】
1 解析学で、極限や連続の概念を定義できるように、抽象空間(集合)に与えられる適当な構造(部分集合)。トポロジー。 2 物理学で、振動や波動などの周期運動の過程でどの点にあるかを示す変数。正弦関...
ウィランズ‐こ【ウィランズ湖】
《Lake Whillans》南極大陸にある氷底湖。ロス棚氷の北縁、ウィランズ氷河の氷床下約800メートルに位置する。2013年、米国の観測隊が氷床の掘削を開始。工具の油などで湖水を汚染しないよ...
おお【大】
[形動ナリ]大きいさま。たっぷりしたさま。「夏影のつま屋の下に衣裁(きぬた)つ我妹(わぎも)裏設(うらま)けてあがため裁たばやや—に裁て」〈万・一二七八〉 [接頭]名詞に付く。 1 大きい、...
極
I〔地球・磁気の〕a pole北[南]極the North [South] Pole陰極⇒いんきょく(陰極)陽極⇒ようきょく(陽極)II〔極限,最大限〕繁栄の極にあるHe is at the h...
極限
a limit;《文》 an extremity ((of pain))忍耐の極限に達するreach the limit of one's endurance極限状態にある[置かれる]be [p...
きょくげんじょうたい【極限状態】
極限状態にある[置かれる]be [placed] in an extreme situation
ぎりぎり
1〔きしる音・様子〕ぎりぎり歯を食い縛るgrind [grit] one's teethぎりぎりと歯ぎしりをするgrate [gnash] one's teeth2〔極限の様子〕カドミウム汚染は...
限界
a limit; a boundary(▼共にしばしば複数形で);a margin(▼limitは最も広く用いられる語.boundaryは主に領土などの境界,marginは極限をいう)限界を設け...
きわみ【極み】
[共通する意味] ★これ以上はない、つきつめたところ。[英] the extremity (of)[使い方]〔極み〕▽今度の惨事は痛恨の極みです▽ぜいたくの極み〔至り〕▽光栄の至りです▽恐縮の至...
つきる【尽きる】
[共通する意味] ★極限に達する。[使い方]〔尽きる〕(カ上一)▽役者冥利(みょうり)に尽きる▽苦しいの一言に尽きる〔極まる〕(ラ五)▽迷惑極まる言い分▽感極まって言葉も出ない[使い分け]【1】...
きょくてん【極点】
[共通する意味] ★これ以上はない、つきつめたところ。[英] the extremity (of)[使い方]〔極み〕▽今度の惨事は痛恨の極みです▽ぜいたくの極み〔至り〕▽光栄の至りです▽恐縮の至...
しゅうきょく【終極】
[共通する意味] ★これ以上はない、つきつめたところ。[英] the extremity (of)[使い方]〔極み〕▽今度の惨事は痛恨の極みです▽ぜいたくの極み〔至り〕▽光栄の至りです▽恐縮の至...
きょくち【極致】
[共通する意味] ★これ以上はない、つきつめたところ。[英] the extremity (of)[使い方]〔極み〕▽今度の惨事は痛恨の極みです▽ぜいたくの極み〔至り〕▽光栄の至りです▽恐縮の至...
かくぶつちち【格物致知】
物事の道理や本質を深く追求し理解して、知識や学問を深め得ること。『大学』から出た語で、大きく分けて二説ある。宋そうの朱熹しゅきは出典を「知を致いたすは物に格いたるに在り」と読んで、自己の知識を最大に広めるには、それぞれの客観的な事物に即してその道理を極めることが先決であると解釈する。一方、明みんの王守仁おうしゅじん(王陽明)は「知を致すは物を格ただすに在り」と読んで、生まれつき備わっている良知を明らかにして、天理を悟ることが、すなわち自己の意思が発現した日常の万事の善悪を正すことであると解釈している。他にも諸説ある。▽「致知格物ちちかくぶつ」ともいう。
こんりんならく【金輪奈落】
「金輪際こんりんざい」に同じで、物事の極限、きわまるところ。また、どこまでも、とことん。また絶対に、断じての意。▽仏教語。「金輪」は大地の下に三つの層(三輪)があり、風輪・水輪の上にあるとされる、大地のはるか下の金輪の底の意。「奈落」は地獄のこと。
ひゃくしゃくかんとう【百尺竿頭】
百尺もある竿の先端。転じて、到達しうる極限。最上の極地。
むけんじごく【無間地獄】
大悪を犯した者が、死後絶えることのない極限の苦しみを受ける地獄。仏教でいわれている八大地獄の八番目。▽仏教語。八大地獄とは、仏教で説かれているさまざまな地獄の中でも最も有名な八つの地獄のこと。等活とうかつ黒縄こくじょう衆合しゅごう叫喚きょうかん大叫喚・焦熱しょうねつ大焦熱・無間の八つをいう。「無間」は間断のないこと。「間」は「げん」とも読む。