あお‐みどろ【青味泥/水綿】
ホシミドロ科の緑藻の総称。水田・沼・池などに、長さ1メートルに及ぶ濃緑色の糸状体をつくり、もつれあって浮かぶ。《季 夏》「—浮巣の卵孵(かへ)らむと/誓子」
あめんぼ【水黽/水馬/飴坊】
半翅(はんし)目アメンボ科の昆虫。中脚と後脚が体長より長い。池などの水面を滑走し、水面に落ちた昆虫を捕食する。体は飴(あめ)のにおいがする。みずぐも。かわぐも。あしたか。あめんぼう。《季 夏》「...
いし‐がめ【石亀/水亀】
ヌマガメ科イシガメ属のカメの総称。池やゆるい流れにすむ。日本特産種のニホンイシガメは本州・四国・九州に分布。子は銭亀(ぜにがめ)とよばれる。ミナミイシガメは腹甲に黒斑があり、南アジア・八重山諸島...
いぼた【水蝋/疣取】
1 イボタノキの別名。 2 「水蝋蝋(いぼたろう)」の略。
いぼた‐かいがらむし【水蝋貝殻虫】
イボタロウムシの別名。
あめんぼ【▲水×黽】
〔昆虫〕a pond skater; a water strider [skipper]
くいな【▲水▲鶏】
〔クイナ科の渡り鳥〕a water rail
くらげ【▲水▲母▲海▲月】
a jellyfish ((複 ~, ~es))くらげの medusan電気くらげa Portuguese man-of-warくらげに刺されるbe stung by a jellyfishくら...
すいあつ【水圧】
water pressure; hydraulic pressure水圧が高い[低い]The water pressure is high [low].水圧が急に上がった[下がった]The hy...
すいい【水位】
water level水位が下がったThe water level dropped [fell].雪解けで川の水位が2メートル上がったWith the thaw, the (water leve...
すいい【水位】
[共通する意味] ★水の高さ、深さなどを表わす語。[英] a water level[使い方]〔水位〕▽晴天続きで貯水池の水位が下がった▽大雨で川の水位が増した〔水深〕▽水深五〇メートル▽湖の水...
すいうん【水運】
[共通する意味] ★水上で人や荷物を運ぶこと。[英] water transportation[使い方]〔水運〕▽水運の便のよい所に工場を建てる〔海運〕▽海運業▽海運同盟[使い分け] 「水運」は...
すいえい【水泳】
[共通する意味] ★手足などを動かして、水中や水面を移動すること。また、その速さや技術などを競うスポーツ。[英] swimming[使い方]〔水泳〕▽健康のために水泳をする▽水泳教室▽寒中水泳〔...
すいえん【水煙】
[共通する意味] ★水が細かく飛び散って煙のように見えるもの。[英] spray[使い方]〔水煙〕(みずけむり)▽モーターボートが水煙をたてて走る〔水煙〕(すいえん)▽滝が水煙をあげて落ちる[使...
すいがい【水害】
[共通する意味] ★水に関する災い。[英] damage by a flood[使い方]〔水害〕▽水害で家が流された▽水害に見舞われた地域に毛布を送る〔水難〕▽水難の相▽水難除(よ)けのお守り〔...
すいぎょのまじわり【水魚之交】
離れることができない、親密な間柄や交際のたとえ。水と魚のように切っても切れない親しい関係をいう。君主と臣下、また、夫婦の仲がよいことなどについても用いる。▽「交」は「こう」とも読む。
すいこうせってん【水光接天】
月光に照らされた川面の輝きが遠くに広がり、空まで続いている。長江の雄大な夜景を詠んだ表現。
すいそんさんかく【水村山郭】
水辺の村と山辺の村。もとは、中国江南地方の、のどかな農村風景のこと。
すいてんいっぺき【水天一碧】
水と空とが一続きになって、一様に青々としていること。▽「水天」は水と空、海と空。「一碧」は一面に青い色となること。「碧」は深い青色、あおみどり。
すいてんほうふつ【水天彷彿】
はるかな海上の水と空とが接していて、どこまでが水でどこまでが空かはっきり見分けられないさま。▽「水天」は海と空。「彷彿」はぼんやりしてはっきりしないさま。「彷彿」は「髣髴」とも書く。
みずかみ‐つとむ【水上勉】
[1919〜2004]小説家。福井の生まれ。幅広い題材と、弱者に向けられた温かいまなざしで数多くの作品を執筆し、昭和を代表する人気作家となった。人物評伝でも実力を発揮し、映像化された作品も多い。...
みずのお‐の‐みかど【水尾帝】
清和天皇の異称。
みずはら‐しゅうおうし【水原秋桜子】
[1892〜1981]俳人。東京の生まれ。本名、豊。高浜虚子に師事。俳句雑誌「馬酔木(あしび)」を主宰し、新興俳句を推進。句集「葛飾(かつしか)」「秋苑」「霜林」、評論「現代俳句論」。
みなかみ‐たきたろう【水上滝太郎】
[1887〜1940]小説家・評論家。東京の生まれ。本名、阿部章蔵。父の創立した生命保険会社に勤務するかたわら、「三田文学」などに作品を発表。小説「大阪」「大阪の宿」、評論・随筆集「貝殻追放」など。
みなかみ‐つとむ【水上勉】
⇒みずかみつとむ(水上勉)