いわ【岩/巌/磐】
1 地殻を形づくっている堅い物質。 2 石の大きなもの。岩石。いわお。「一念—をも通す」 3 (「錘」「沈子」とも書く) ㋐漁網を沈めるためにつけるおもり。 ㋑船のいかり。「—下ろすかたこそなけ...
しず・く【沈く】
[動カ四] 1 水の底に沈んでいる。「藤波の影なす海の底清み—・く石をも玉とそ吾(あ)が見る」〈万・四一九九〉 2 水に映って見える。「水の面(おも)に—・く花の色さやかにも君がみかげの思ほゆる...
しずみ【沈み】
1 沈むこと。低くなること。また、その程度。「地盤の—が激しい」 2 「沈め2」に同じ。
しずみ‐うお【沈み魚】
常に水の底にすむ魚。カレイ・コチなどの類。底魚。
しずみこみ‐たい【沈み込み帯】
地球表層で、二つのプレートが重なり合う場所において、一方のプレートの下にもう一方のプレートが沈み込む帯状の部分。プレートテクトニクスによれば、密度が低い大陸プレートの下に密度が高い海洋プレートが...
しずむ【沈む】
I1〔水中に隠れる〕sinkボートは見る見るうちに沈んだThe boat sank [went down] in an instant.船は台風のために沈んだThe ship was sunk ...
しずめる【沈める】
I〔沈むようにする〕sink2隻の船が魚雷で沈められたTwo vessels were sunk by torpedoes.大きなまくらに頭を沈めたHe sank his head into t...
じんこう【▲沈香】
〔香〕aloes [ǽlouz], agalloch [əɡǽlək, ǽɡəlὰk|əɡǽlək]
じんちょうげ【▲沈丁▲花】
a fragrant [sweet-smelling] daphne [dǽfni]
ちんうつ【沈鬱】
沈鬱な melancholy沈鬱な顔色a gloomy expression沈鬱な表情a depressed [melancholy] look
しずむ【沈む】
[共通する意味] ★何かが、水面や地平線より下降して姿を消す。[英] to sink[使い方]〔沈む〕(マ五)▽海底に沈んでいる船を引き上げる▽涙に沈む▽沈んだ音色〔没する〕(サ変)▽船はあっと...
ちんうつ【沈鬱】
[共通する意味] ★気が晴れないこと。[英] melancholy[使い方]〔憂愁〕▽顔に憂愁の色が浮かぶ▽憂愁にとざされる〔憂鬱〕(名・形動)▽憂鬱な天気▽憂鬱な気分〔沈鬱〕(名・形動)▽沈鬱...
ちんちゃく【沈着】
[共通する意味] ★落ち着いていて、あわてないさま。[英] calmness; coolness[使い方]〔冷静〕(名・形動)〔沈着〕(名・形動)〔平静〕(名・形動)[使い分け]【1】「冷静」と...
ちんつう【沈痛】
[意味] 悲しく痛ましいさま。[使い方]〔沈痛〕(名・形動)〔悲痛〕(名・形動)〔悲愴〕(名・形動)[使い分け]【1】「沈痛」は、悲しみに沈んで胸を痛めるさま。[英]bitterness【2】「...
ちんぼつ【沈没】
[共通する意味] ★何かが、水面や地平線より下降して姿を消す。[英] to sink[使い方]〔沈む〕(マ五)▽海底に沈んでいる船を引き上げる▽涙に沈む▽沈んだ音色〔没する〕(サ変)▽船はあっと...
ちんうつとんざ【沈鬱頓挫】
詩文の字句や内容に風格があり過ぎて、奥深く、また含蓄に富み、意味が通じにくいこと。また、読みにくいこと。
ちんぎょらくがん【沈魚落雁】
魚や雁がんも恥じらって、身を隠すほどの美人。▽もともとは『荘子そうじ』斉物論せいぶつろんに見える逸話で、人間の基準での美人を見ても魚や鳥は逃げるだけだという、価値の相対性を表した語。「落雁沈魚らくがんちんぎょ」ともいう。
ちんしもっこう【沈思黙考】
黙ってじっくりと深く物事を考え込むこと。▽「沈思」は深く考える意。「黙考」は黙って考える意。
ちんちゃくれいせい【沈着冷静】
⇒ れいせいちんちゃく(冷静沈着)
ちんぱくぜつれい【沈博絶麗】
奥深くかつ広く、このうえもなく美しいさま。すぐれた文章の形容として使われる。▽「沈」は深い、「絶」は非常にの意。
シェン‐ツォンウェン【沈従文】
[1902〜1988]中国の小説家。本名、沈岳煥。湖南省出身。「辺城」など西南辺境を舞台にした小説を書いた。中華人民共和国建国後に、非政治性を批判され自殺をはかる。のち、考古学の研究に転じ、大著...
しん‐しゅう【沈周】
[1427〜1509]中国明代の画家。長州(江蘇省)の人。字(あざな)は啓南。号、石田(せきでん)・白石翁。低迷していた南宗画を復興し、呉派の祖となった。著「石田集」など。ちんしゅう。
しん‐じゅうぶん【沈従文】
⇒シェン=ツォンウェン
しん‐なんぴん【沈南蘋】
中国、清代の画家。呉興(浙江(せっこう)省)の人。名は詮。字(あざな)は衡之。写生画風による色彩豊かな花鳥画を描いた。享保16年(1731)長崎に来航、2年間滞在し、日本の花鳥画に影響を与えた。...
ちん‐なんぴん【沈南蘋】
⇒しんなんぴん(沈南蘋)