うか・ぶ【浮(か)ぶ/泛かぶ】
[動バ五(四)] 1 物が液体の表面や中間、または空中に存在する。浮く。「雲が—・ぶ」「ボートが湖水に—・ぶ」「太平洋に—・ぶ島」⇔沈む。 2 物が液体の表面や空中などに、底から離れて上がる。...
うか・べる【浮(か)べる/泛かべる】
[動バ下一][文]うか・ぶ[バ下二] 1 浮かぶようにする。浮かばせる。「船を水に—・べる」⇔沈める。 2 外面に表す。表面に表し出す。「喜色を満面に—・べる」「涙を—・べる」 3 思い起こす。...
うき【浮き/浮子/泛子】
1 浮くこと。また、浮く具合。 2 釣りで、当たりを知るために、またえさを所定の深さに置くために、釣り糸につける浮標。棒うき・玉うき・電気うきなどがある。 3 水中に敷設した漁網の位置を知るため...
うけ【浮け/浮子/泛子】
《動詞「う(浮)く」(下二)の連用形から》「浮き2」に同じ。「伊勢の海に釣りする海人(あま)の—なれや心ひとつを定めかねつる」〈古今・恋一〉
はん‐しょう【汎称/泛称】
[名](スル)同類のものを広くひっくるめて呼ぶこと。また、その呼び名。総称。「赤色をしたトンボを赤トンボと—する」