いずものくにふどき【出雲国風土記】
奈良時代の地誌。1巻。出雲臣広島編。和銅6年(713)の詔により撰進された風土記の一つで、天平5年(733)成立。出雲地方の地勢・地名・物産・伝説などを記す。現存風土記中唯一の完本。出雲風土記。
うこう【禹貢】
古代中国の政治・地理書。書経の中の一編。著者・成立年代未詳。伝説上の聖王禹が、全国を九つの州に分け、各地の山脈・水系・地理・物産を調査し、貢賦(こうふ)の制度を定めた事跡を記したもの。
かいえん‐たい【海援隊】
江戸末期、坂本竜馬らが長崎亀山で組織した貿易結社。慶応元年(1865)結成、当初は亀山社中と称したが、慶応3年(1867)竜馬が隊長となって改称。主として薩長両藩のために西洋の物産・武器・船舶な...
き‐そ【希疎/稀疎】
[名・形動]まばらで少ないこと。また、そのさま。「物産の—なること」〈村田文夫・西洋聞見録〉
こし‐に【越荷】
江戸時代に、廻船で下関を通って大坂に送られた日本海沿岸の物産。長州藩での言い方。
重要
〔重要性〕importance重要な important, of importance;〔不可欠な〕essential重要でない問題[事柄]questions [matters] of litt...
物産
a product;〔主として農産物の総称〕produce北海道の主要物産the staple [principal] products of Hokkaido九州物産展a Kyushu pro...
staple2
[形]〔限定〕1 〈食品などが〉主要な,基本的なa staple diet主食;お決まりのもの1a 〈作物・産物などが〉主要な,最も重要な2 中心的な,重要な,主な2a 定番の,お決まりのsta...
さんぶつ【産物】
[共通する意味] ★その土地から産出する物。[英] a product[使い方]〔産物〕▽サクランボは山形県の産物である〔物産〕▽全国の物産展〔産〕▽台湾産のバナナ〔土産〕▽土産の物品を展示する...
どさん【土産】
[共通する意味] ★その土地から産出する物。[英] a product[使い方]〔産物〕▽サクランボは山形県の産物である〔物産〕▽全国の物産展〔産〕▽台湾産のバナナ〔土産〕▽土産の物品を展示する...
さん【産】
[共通する意味] ★その土地から産出する物。[英] a product[使い方]〔産物〕▽サクランボは山形県の産物である〔物産〕▽全国の物産展〔産〕▽台湾産のバナナ〔土産〕▽土産の物品を展示する...
ぶっさん【物産】
[共通する意味] ★その土地から産出する物。[英] a product[使い方]〔産物〕▽サクランボは山形県の産物である〔物産〕▽全国の物産展〔産〕▽台湾産のバナナ〔土産〕▽土産の物品を展示する...
イドリーシー【al-Idrīsī】
[1100〜1165]アラビアの地理学者。シチリアのロジェール2世に仕え、銀盤製の世界地図を作った。その地図解説書は「ロジェールの書」とよばれ、各地の物産・行政・風俗にも言及。アル=イドリーシー。
さとう‐のぶひろ【佐藤信淵】
[1769〜1850]江戸後期の経済学者。出羽の人。字(あざな)は元海。宇田川玄随・平田篤胤(ひらたあつたね)らに師事。その学問は農政・物産・海防・兵学・天文・国学など広範に及んだ。著「経済要録...
ひらが‐げんない【平賀源内】
[1728〜1780]江戸中期の本草学者・戯作者。讃岐(さぬき)の人。名は国倫(くにとも)。字(あざな)は子彝(しい)。号、鳩渓。他に福内鬼外(ふくちきがい)・風来山人・森羅万象などと称した。...
ふるかわ‐こしょうけん【古川古松軒】
[1726〜1807]江戸中期の地理学者・蘭医。備中の人。名は正辰。諸国を旅行し、交通・風俗・物産・史跡などを調査し、「東遊雑記」「西遊雑記」などを著す。幕命で「武蔵五郡の図」などを作成。
ますだ‐たかし【益田孝】
[1848〜1938]実業家。新潟の生まれ。号、鈍翁。大蔵省造幣権頭を経て三井物産に転じ、三井財閥発展の基礎を築いた。美術品の収集家としても知られる。