いた【甚】
[副]《形容詞「いたし」の語幹から》程度のはなはだしいさま。非常に。たいへん。「—泣かば人知りぬべし」〈記・下・歌謡〉
いた・い【痛い/甚い】
[形][文]いた・し[ク] 1 肉体に痛みや苦しみを感じるさま。「歯が—・い」「つねられて—・い」 2 心に苦痛を感じるさま。精神的につらい。「欠損続きで頭が—・い」 3 弱点を攻撃されたり打撃...
いたく【甚く】
[副]《形容詞「いたし」の連用形から》 1 程度のはなはだしいさま。非常に。ひどく。「—感動する」 2 (あとに打消しの語を伴って)それほどには。たいして。「わがため面目あるやうに言はれぬる虚言...
いた‐ぶ・る【甚振る】
[動ラ五(四)] 1 激しく揺り動かす。「枝も幹も凄まじい音をたてて、一度に風から—・られるので」〈漱石・彼岸過迄〉 2 おどして金品をとる。また、痛め付けたり、嫌がらせをする。ゆする。「たちの...
いた‐も【甚も】
[副]《形容詞「いたし」の語幹+係助詞「も」から。上代語》はなはだしくも。「君に恋ひ—すべなみ奈良山の小松が下(もと)に立ち嘆くかも」〈万・五九三〉
いたく【痛く▲甚く】
⇒ひじょうに(非常に)
いたぶる【▲甚振る】
〔いじめる〕torment, harass;〔ゆする〕extort彼は猫がねずみをいたぶるように私を痛めつけたHe treated me like a cat tormenting [playi...
じんだい【甚大】
甚大な被害serious damage霜による野菜の被害は甚大であったThe vegetables were badly damaged by the frost.彼の政界での影響力は甚大である...
じんろく【甚六】
総領の甚六The eldest son often seems to be 「a simpleton [an easygoing boy who knows nothing of the wor...
はなはだ【甚だ】
〔非常に〕very (much), greatly;〔過度に〕excessively ⇒ひじょうに(非常に)