おわん◦ぬ【畢んぬ】
[連語]《動詞「おわる」の連用形に完了の助動詞「ぬ」の付いた「おわりぬ」の音変化》終わった。…してしまった。「すでに四百余回の年月をおくり—◦ぬ」〈曽我・一〉
ひっ‐きょう【畢竟/必竟】
[名]《(梵)atyantaの訳。「畢」も「竟」も終わる意》仏語。究極、至極、最終などの意。 [副]さまざまな経過を経ても最終的な結論としては。つまるところ。結局。「—人は死を免れえない」
ひっきょう‐するに【畢竟するに】
[連語]《「畢竟ずるに」とも》結論づけるに。要するに。「あれこれ言うのは—拒否の表明である」
ひっ‐せい【畢生】
一生を終わるまでの期間。一生涯。終生。「—の大事業」「—の大作」
ひつ【畢】
二十八宿の一。西方の第五宿。牡牛(おうし)座の顔部分の七星をさす。あめふりぼし。畢宿。