あき‐ぎり【秋桐】
シソ科の多年草。山地の木陰に生え、高さ20〜50センチ。葉は三角形で、基部は矛(ほこ)形。秋、紅紫色の唇形の花をつける。花が黄色のものはキバナアキギリで、同属別種。
アキレス‐と‐かめ【アキレスと亀】
ゼノンの逆説の一。俊足のアキレスが鈍足の亀を追いかけるとき、アキレスがはじめに亀のいたところに追いついたときには、亀はわずかに前進している。ふたたびアキレスが追いかけて亀がいたところに追いついた...
アノマリー【anomaly】
1 変則。例外。また、矛盾。逸脱。 2 変則的事実。理論では説明できない株価の規則的な現象。 3 特異点。また、重力異常。磁気異常。
あま‐の‐さかほこ【天の逆鉾】
「天の瓊矛(ぬほこ)」の後世の呼び名。
あま‐の‐ぬほこ【天の瓊矛】
日本神話で、伊弉諾(いざなぎ)・伊弉冉(いざなみ)の二神が国産みに用いたという、玉で飾った矛。あまのさかほこ。「すなはち—を賜ふ」〈丹鶴本神代紀・上〉
相反する
〔一致しない〕disagree ((with));〔逆である〕run counter ((to)),be opposed ((to))2つの相反する意見〔反対の〕two contrary opi...
一貫
一貫した思想a consistent philosophy僕は一貫して社長派だったI was on the president's side 「from start to finish [all...
いっかんせい【一貫性】
consistency彼の議論には一貫性がないHis argument is 「(self-)contradictory [illogical/inconsistent].(▼(self-)co...
整合
1〔統合〕integration;〔調整〕adjustment;〔一致〕coordination2〔理論の内部に矛盾がないこと〕consistency3〔地質学で地層の〕conformity; ...
辻褄
つじつまが合う[合わない]〔首尾一貫した〕be consistent [inconsistent] ((with))/〔理屈に合った〕be logical [illogical]彼の言うことはつ...
もくひょう【目標】
[共通する意味] ★可能なかぎり近づけようとする基準。[英] the target[使い方]〔目標〕▽売り上げが目標に達する▽塔を目標に行けばすぐ見つかる〔目安〕▽これを漢字使用の目安とする▽目...
むじゅん【矛盾】
[共通する意味] ★つじつまの合わないこと。[英] contradiction[使い方]〔矛盾〕スル▽矛盾した意見〔撞着〕スル▽自家撞着[使い分け] 二語ともほとんど同じ意味で、「矛盾撞着」の形...
めど【目途】
[共通する意味] ★可能なかぎり近づけようとする基準。[英] the target[使い方]〔目標〕▽売り上げが目標に達する▽塔を目標に行けばすぐ見つかる〔目安〕▽これを漢字使用の目安とする▽目...
めやす【目安】
[共通する意味] ★可能なかぎり近づけようとする基準。[英] the target[使い方]〔目標〕▽売り上げが目標に達する▽塔を目標に行けばすぐ見つかる〔目安〕▽これを漢字使用の目安とする▽目...
どうちゃく【撞着】
[共通する意味] ★つじつまの合わないこと。[英] contradiction[使い方]〔矛盾〕スル▽矛盾した意見〔撞着〕スル▽自家撞着[使い分け] 二語ともほとんど同じ意味で、「矛盾撞着」の形...
けんぱくどうい【堅白同異】
まったく矛盾することを無理やりこじつけることのたとえ。詭弁きべんを弄ろうすることのたとえ。
しゅびいっかん【首尾一貫】
最初から最後まで、一つの方針や態度で貫かれていること。▽「首」は頭の意味。「首尾」は始めと終わり。最初から最後まで。
じかどうちゃく【自家撞着】
同じ人の言動や文章などが前後で矛盾していること。自分で自分の言行に反することをすること。▽「自家」は自分、自分自身のこと。「撞着」は突き当たること。矛盾すること。「撞着」は「とうちゃく」「どうじゃく」とも読む。「着」は「著」とも書く。
じこむじゅん【自己矛盾】
自分自身の中で、論理や行動が食い違い、つじつまが合わなくなること。▽「矛盾」はつじつまの合わないこと。
むじゅんどうちゃく【矛盾撞着】
二つの事柄が論理的に食い違って、つじつまが合わないこと。▽「矛盾」は同一人物の言動が一貫していないこと。食い違っていること。「撞着」も「矛盾」と同義。「盾」は「楯」、「着」は「著」とも書く。「矛盾」については「中国戦国時代、楚そ国で矛ほこと盾たてを売っていた商人が、矛を売るときには、この矛はどんな堅固な盾も突き破るほど鋭いと言い、盾を売るときにはこの盾はどんな鋭利な矛でも破れないと言ったところ、聞いていた人に、それではその矛でその盾を突いたらいったいどうなるのかと聞かれ、商人は返答に困った」という故事(『韓非子かんぴし』難なん一)がある。
クザーヌス【Nicolaus Cusanus】
[1401〜1464]ドイツの聖職者・哲学者。枢機卿(すうききょう)。神を矛盾的統一とする「反対の一致」説で知られる。数学や自然科学にも明るかった。著「知ある無知」「カトリック的和合について」な...
たじまもり【田道間守】
古代の伝説上の人物。新羅(しらぎ)王子天日矛(あめのひぼこ)の子孫。記紀によれば、第11代垂仁天皇の勅により、常世(とこよ)の国から非時香菓(ときじくのかくのこのみ)(橘)を10年かけて持ち帰っ...
ドストエフスキー【Fyodor Mikhaylovich Dostoevskiy】
[1821〜1881]ロシアの小説家。処女作「貧しき人々」で作家として出発。混迷する社会の諸相を背景として、内面的、心理的矛盾と相克の世界を描き、人間存在の根本的問題を追求。20世紀の文学に多大...
ヘーゲル【Georg Wilhelm Friedrich Hegel】
[1770〜1831]ドイツの哲学者。自然・歴史・精神の全世界を、矛盾を蔵しながら、常に運動・変化する、弁証法的発展の過程としてとらえた。また、欲望の体系としての市民社会概念を明らかにした。ドイ...
レーピン【Il'ya Efimovich Repin】
[1844〜1930]ロシアの画家。大胆なリアリズムで社会の矛盾を描き、民衆の啓蒙(けいもう)のために各地で展覧会を開いた移動派の中心的人物となった。