き【紀】
地質時代の区分単位の一。代(だい)をいくつかに区分したもの。さらに世(せい)に分けられる。デボン紀・ジュラ紀・第四紀など。 「日本書紀」の略。 「紀伊(きい)」の略。
き【紀】
姓氏の一。 [補説]「紀」姓の人物紀女郎(きのいらつめ)紀海音(きのかいおん)紀貫之(きのつらゆき)紀時文(きのときぶみ)紀友則(きのとものり)紀内侍(きのないし)紀長谷雄(きのはせお)紀淑望(...
き【紀】
[音]キ(呉)(漢) [訓]のり しるす [学習漢字]5年 1 筋道をきちんと立てたおきて。「紀律/官紀・軍紀・校紀・綱紀・風紀」 2 筋道や順序を追って整理・記録する。「紀行・紀要・紀伝体」 ...
きい【紀伊】
旧国名の一。和歌山県全域と三重県の一部とにあたる。紀州。紀国(きのくに)。
きい‐おおしま【紀伊大島】
和歌山県南部にある島。→大島
きげん【紀元】
an era; an epoch西暦紀元1986年1986 A.D./A.D. 1986/the year 1986 by the Western calendar/〔碑などに記すとき〕in t...
きこう【紀行】
an account of a trip [journey, voyage]; a book of travels彼はイタリア紀行を出版したHe published a book on his ...
きよう【紀要】
a ((university)) journal
きりつ【規律・紀律】
1〔規律〕rules ⇒きそく(規則)規律を守る[破る]observe [break] the rules2〔秩序〕order;〔鍛練による規律正しさ〕discipline規律正しくin goo...
きこうえいが【紀行映画】
a travelogue,《米》 a travelog
き‐しん【紀信】
中国、漢の武将。滎陽(けいよう)で漢の劉邦が楚の項羽に包囲されたとき、自ら漢王と称して楚に降り劉邦を逃れさせ、のち項羽に殺された。
きのくに‐や【紀伊国屋/紀国屋】
⇒紀国屋文左衛門(きのくにやぶんざえもん) (紀伊国屋)歌舞伎俳優の沢村宗十郎とその系統の俳優たちの屋号。
きのくにや‐ぶんざえもん【紀国屋文左衛門】
[?〜1734]江戸中期の豪商。本姓は五十嵐。紀伊の人。世に紀文と称せられる。嵐を冒して江戸にみかんを輸送したり、江戸の大火の際に材木を買い占めたりして巨富を築いたが、晩年は零落したという。
き‐の‐とものり【紀友則】
平安前期の歌人。三十六歌仙の一人。大内記に至る。紀貫之(きのつらゆき)らと古今集を撰進。家集「友則集」。生没年未詳。
き‐の‐ないし【紀内侍】
平安中期の歌人。貫之(つらゆき)の娘。鶯宿梅(おうしゅくばい)の故事で有名。紅梅の内侍。生没年未詳。