あぜ【綜】
機(はた)織り機で、縦糸の順序を正しくし、また、縦糸を上下に分けて横糸を通すすきまをつくる用具。綜絖(そうこう)。
あぜ‐いと【綜糸】
機(はた)織り機で、縦糸を上下に分けて横糸を通すすきまをつくる糸製の用具。また、その糸。綾糸(あやいと)。掛け糸。
あぜ‐たけ【綜竹】
「綾竹(あやだけ)1」に同じ。
しゅげいしゅち‐いん【綜芸種智院】
《「綜芸」は顕・密両教と儒教、「種智」は菩提心(ぼだいしん)の意》天長5年(828)空海が京都九条に設立した日本最初の私塾。庶民の教育を目的とし、儒教・仏教などを教えた。空海の死後まもなく廃絶。
そう【綜】
[人名用漢字] [音]ソウ(漢) [訓]すべる へ 1 全部を一つにまとめる。統轄する。「綜合」 2 織機のおさ。へ。「錯綜」 [補説]1は「総」と通用。 [名のり]おさ