う‐ごま【胡麻】
ゴマの古名。「—は油にしぼりて売るに」〈宇津保・藤原の君〉
ご‐ま【胡麻】
ゴマ科の一年草。高さ約1メートル。茎や葉に軟毛があり、葉は長楕円形。夏、淡紫色を帯びた白色の鐘状の花をつける。果実は円柱状で、中に多数の種子をもつ。エジプトの原産といわれ、黒ゴマ・白ゴマ・金ゴマ...
ごま‐あえ【胡麻和え】
炒ったゴマをすり、砂糖・醤油などで味をつけたもので、野菜・魚介などをあえたもの。ごまよごし。
ごま‐あぶら【胡麻油】
ゴマの種子を絞ってとった油。料理のほか、髪油としても使われたことがある。
ごま‐あん【胡麻餡】
1 あんにすったゴマを加えたもの。 2 すったゴマを調味して、葛粉(くずこ)を加えてとろみをつけたもの。