せん【腺】
上皮組織の特殊化したもので、特定の物質を生成・貯留・分泌する器官。内分泌腺と外分泌腺とがある。
せん【腺】
[常用漢字] [音]セン(慣) 生物体内で種々の液汁を分泌する器官。「腺病質/汗腺・頸腺(けいせん)・毒腺・乳腺・蜜腺(みつせん)・涙腺」 [補説]「腺」は国字であるが、中国でも用いられる。
せん‐がん【腺癌】
各種臓器の分泌腺の組織に発生する癌。また、癌細胞が腺のような構造に配列している癌。
せん‐さいぼう【腺細胞】
分泌を主な機能とし、分泌腺を構成する細胞。分泌細胞。
せん‐しゅ【腺腫】
分泌腺の細胞が増殖してできる良性腫瘍(しゅよう)。甲状腺・胃腸などに生じる。アデノーマ。