しぜん‐ほう【自然法】
人間の自然の本性あるいは理性に基づいて、あらゆる時代を通じて普遍的に守られるべき不変の法として、実定法を超越しているものと考えられる法。⇔実定法/人定法。
しぜんほう‐がく【自然法学】
自然法に根拠を置いて社会秩序や実定法を整序しようとする学問。グロティウス・ホッブズ・ロックなどに代表される。自然法論。
しぜん‐ほうそく【自然法則】
自然における出来事や存在などの諸事実の間で成立している一般的、必然的な関係を表した法則。自然律。
じねん‐ほうに【自然法爾】
仏語。 1 もののありのままの姿が真理にのっとっていること。 2 浄土真宗で、阿弥陀仏の本願のはからいの中に包まれていること。