あれ‐ち【荒れ地】
1 以前は田畑・宅地であったところで、今は荒れたままになっている土地。 2 未開拓の土地。また、耕作に適さない土地。 [補説]作品名別項。→荒地
あれち【荒地】
《原題The Waste Land》T=S=エリオットの長編詩。1922年発表。第一次大戦後の精神的風土の荒廃とその再生の希望を表現。 日本の詩同人誌。名称はにちなむ。昭和14年(1939...
あれち‐うり【荒地瓜】
ウリ科の蔓性(つるせい)の一年草。雌雄同株で、夏から秋にかけて黄白色の小花をつける。果実は楕円形で表面に鋭いとげがある。北アメリカ原産。繁殖力が強く、日本では特定外来生物。
あれちのかぞく【荒地の家族】
佐藤厚志の小説。令和4年(2022)発表。東日本大震災後の宮城県南部を舞台に、造園業を営む男性の暮らしを描く。第168回芥川賞受賞。
あれち‐のぎく【荒地野菊】
キク科の一年草。道端や荒れ地に生え、高さ30〜60センチ。全体に白い毛がある。葉は灰緑色で、細い。夏、黄色を帯びた白緑色の花を総状につける。南アメリカの原産で、明治の中ごろ日本に渡来。《季 秋》...