あんか【行火】
[共通する意味] ★小型の暖房具。[使い方]〔行火〕▽行火に炭火を入れる▽電気行火〔湯たんぽ〕▽布団に湯たんぽを入れる〔懐炉〕▽ふところに懐炉を入れて釣りをする[使い分け]【1】「行火」は、炭火...
あんぎゃそう【行脚僧】
[共通する意味] ★居所を定めず、あちこち遍歴して修行する僧。[英] an itinerant priest[使い分け] 「雲水」は、行雲流水(漂う雲と流れる水)のようにゆくえが定まらないところ...
いきすぎ【行き過ぎ】
[共通する意味] ★決められた枠を超えていること。[英] excess[使い方]〔超過〕スル▽会議は時間を超過して続けられた▽超過した分は別料金となります▽輸出超過〔過度〕▽過度の飲酒は慎みまし...
いく【行く】
[共通する意味] ★一定の位置へ向かって進む。[使い方]〔行く〕(カ五)▽京都へ行く▽養子に行く〔赴く〕(カ五)▽戦地に赴く兵士▽病気が快方に赴く〔出向く〕(カ五)▽先生にわざわざ出向いていただ...
おこない【行い】
[共通する意味] ★あることをすること。[英] an action[使い方]〔行為〕▽勇気ある行為をたたえる▽許し難い行為▽越権行為〔行い〕▽日ごろの行いが悪いから雨に降られた▽口先ばかりで行い...
ぎょうぎさほう【行儀作法】
礼儀にかなった立ち居振る舞いの仕方。
ぎょうじゅうざが【行住坐臥】
日常の立ち居振る舞いのこと。転じて、ふだん・常々の意。▽「行」は歩くこと。「住」はとどまること。「坐」は座ること。「臥」は寝ること。仏教ではこれを四威儀しいぎという。
こううんりゅうすい【行雲流水】
空行く雲や流れる水のように、深く物事に執着しないで自然の成り行きに任せて行動するたとえ。また、一定の形をもたず、自然に移り変わってよどみがないことのたとえ。▽「行雲」は空行く雲。「流水」は流れる水。諸国を修行してまわる禅僧のたとえにも用いられることがある。「流水行雲りゅうすいこううん」ともいう。
こうしそうにく【行尸走肉】
才能や学問もなく、何の役にも立たない無能な人のたとえ。歩く屍しかばねと、走る魂のない肉体の意から。▽「行」は歩く意。「尸」は屍。屍や肉体は形だけあって、魂がないことからいう。「尸」は「屍」とも書く。
こうしそうにょう【行屎走尿】
日常生活のこと。▽便所で用を足すことから転じて、このような意味になった。「屎」は大便、「尿」は小便の意。
ぎょうあ【行阿】
南北朝時代の歌人・語学者。俗名、源知行(みなもとのともゆき)。曽祖父光行、祖父親行、父義行と代々学者の家系に生まれ、源氏物語の校合を行った。「原中最秘抄」を増補完成、また「仮名文字遣」を著した。...
ぎょうき【行基】
[668〜749]奈良時代の僧。百済(くだら)系の渡来人、高志(こし)氏の出身。和泉(いずみ)の人。法相(ほっそう)宗を学び、諸国を巡って布教。民衆とともに道路・堤防・橋や寺院の建設にあたったが...
ぎょうそん【行尊】
[1057〜1135]平安後期の天台宗の僧。源基平(みなもとのもとひら)の子。諸国を行脚(あんぎゃ)。祈祷(きとう)に優れ、天台座主(ざす)となった。和歌にもすぐれ、金葉集・新古今集などに入集。...
こうぜい【行成】
⇒藤原行成(ふじわらのゆきなり)
ゆきさだ‐いさお【行定勲】
[1968〜 ]映画監督。熊本の生まれ。初の劇場公開作品「ひまわり」で頭角を現し、金城一紀原作の「GO(ゴー)」で各映画賞を受賞、国内外で高い評価を受ける。代表作「世界の中心で、愛をさけぶ」「北...