アイ‐オー‐ピー‐エス【IOPS】
《input/output per second》ハードディスクなどの記憶装置における処理能力を表す単位の一。1秒間当たりの読み込み・書き込みの回数で表される。
アイシー‐レコーダー【ICレコーダー】
《IC recorder ICはintegrated circuit(集積回路)の略》録音機器の一。音声データをデジタル化して圧縮し、フラッシュメモリーなどの記憶媒体に記録する。カセットテープや...
アイドカ‐の‐ほうそく【アイドカの法則】
《アイドカは、AIDCA。attention(注目)、interest(関心)、desire(欲求)、conviction(確信)、action(行動)の頭文字を並べたもの》広告に接触してから購...
あかいきおく【緋い記憶】
高橋克彦の短編小説。主人公の隠された記憶が徐々に明かされていくミステリー。平成3年(1991)刊。同年、第106回直木賞受賞。
アキュムレーター【accumulator】
1 圧力をエネルギー源として利用するため、流体を加圧状態で蓄えておく容器。蒸気蓄圧器・水力だめなど。 2 コンピューターのレジスターの一。四則演算の結果やデータを一時的に記憶するもの。データレジ...
褪せる
1〔色がさめる〕fade;〔変色する〕 《米》 discolor,《英》 discolourこの生地は決して色があせないThis material will never fade.色のあせたカー...
新しい
1〔今までにない〕new新しい年の初めthe beginning of a new yearそれは私には新しい世界であったThat was a new world to me.新しく仕事を始める...
あやまって【誤って】
by mistake運転を誤るmishandle one's car解釈を誤るmisunderstand/misinterpret判断を誤るerr in one's judgment方針を誤る...
誤り
an error; a mistake大きな[小さい]誤りa gross [slight/minor] error印刷の誤りa printer's error/a misprint/《口》 a ...
誤る
1〔間違う〕make a mistake;《文》 err;〔ばかげた誤りをする〕blunder誤った mistaken; wrong; incorrect;《文》 erroneous誤って by...
きおく【記憶】
[共通する意味] ★体験した物事を心にとどめておくこと。[英] memory[使い方]〔記憶〕スル▽友人の電話番号はすべて記憶している▽遠い記憶をよびもどす▽記憶が薄れる▽彼女のことは記憶にない...
ものおぼえ【物覚え】
[共通する意味] ★体験した物事を心にとどめておくこと。[英] memory[使い方]〔記憶〕スル▽友人の電話番号はすべて記憶している▽遠い記憶をよびもどす▽記憶が薄れる▽彼女のことは記憶にない...
おぼえ【覚え】
[共通する意味] ★体験した物事を心にとどめておくこと。[英] memory[使い方]〔記憶〕スル▽友人の電話番号はすべて記憶している▽遠い記憶をよびもどす▽記憶が薄れる▽彼女のことは記憶にない...
おもいで【思い出】
[共通する意味] ★過去の出来事や経験を心に浮かべるよすがとなる物。また、特別な出来事があったというしるし。[英] a memory[使い方]〔思い出〕▽子供のころの思い出を語る▽思い出にふける...
きねん【記念】
[共通する意味] ★過去の出来事や経験を心に浮かべるよすがとなる物。また、特別な出来事があったというしるし。[英] a memory[使い方]〔思い出〕▽子供のころの思い出を語る▽思い出にふける...
あなんだ【阿難陀】
《(梵)Ānandaの音写》釈迦の十大弟子の一人。師の説法を最も多く聞き、多聞第一とよばれた。記憶力にすぐれ、経典の第一結集(けつじゅう)の際に多くの経説を復唱したという。阿難。
おおおか‐まこと【大岡信】
[1931〜2017]詩人・評論家。静岡の生まれ。長男は芥川賞作家の大岡玲(あきら)。詩集「記憶と現在」「故郷の水へのメッセージ」、評論「紀貫之」「詩人・菅原道真」、随筆「折々のうた」など。平成...
おぎわら‐ひろし【荻原浩】
[1956〜 ]小説家。埼玉の生まれ。広告代理店勤務ののち文筆活動に入る。深刻なテーマをユーモアを交え描く作風で知られる。若年性認知症の苦悩を描いた「明日の記憶」で、山本周五郎賞受賞。短編集「海...
たかはし‐かつひこ【高橋克彦】
[1947〜 ]小説家。岩手の生まれ。浮世絵研究家として美術館に勤務した後、執筆活動に入る。江戸時代に対する深い知識を生かした時代物の推理小説の他、怪奇小説、SF、ミステリーなどを幅広く手がける...
ツェラーン【Paul Celan】
[1920〜1970]ルーマニア出身のドイツ系ユダヤ人の詩人。第二次大戦中はナチス‐ドイツによって強制収容所へ送られたが生きのび、戦後パリに居住。象徴主義・シュールレアリスムの影響を受けた。大胆...
花粉症の仕組みと人体への影響(スギ花粉皮膚炎)
免疫が花粉に対して過敏に反応し(アレルギー反応)、多彩な症状が現れるのが花粉症です。さまざまな植物の花粉で花粉症がおきますが、代表格は"スギ花粉"です。 スギ花粉症がわが国で初めて報告されたのは昭和30年代終盤。以来、毎春、スギ花粉に悩まされる人(とくに小児)が増加しているといわれます。その要因の一つとして、国産木材の利用低迷などにより伐採が進まず、花粉を多くつける樹齢30年以上のスギ林が増加―。スギ花粉飛散量が増えたことがあげられます。 花粉症は、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患をもつ人、あるいは家族に何らかのアレルギーがある人がなりやすいと考えられています。 また、今まで花粉症になったことがない人でも、大量の花粉にさらされると免疫が花粉に過敏に反応するようになり、花粉症を発症しやすくなります。 花粉症は、まず体内で以前侵入した花粉を"悪者"と記憶する「感作(かんさ)」という状態がつくられたところへ、新たに花粉が侵入してきた際に発症します。鼻の粘膜に花粉がつくと、くしゃみや鼻水、鼻づまりなどの症状が現れます。目(結膜)の粘膜に花粉がつくと、目のかゆみや涙目、充血などの症状が現れます。大半はこのような目や鼻の症状を訴えるため、「花粉症は目や鼻の病気」と思われがちです。しかし近年、前述の症状以外に、咳や頭痛、全身倦怠感、発熱などを伴うことがあることが知られるようになり、現在、「花粉症は全身性疾患だ」と考えられています。 花粉症の多彩な症状のなかで、最近、とくに注目されているのが"スギ花粉皮膚炎"です。目の周りや頬、あるいは首の皮膚がカサカサして赤い斑点ができ、かゆみが現れます。多くの場合、ジュクジュクした湿疹にはならず、軽症のまま軽快します。また、春以外の季節には見られないことも特徴です。 スギ花粉皮膚炎は、皮膚に花粉が触れることによって発症します。本来、皮膚の一番外側にある角層が花粉などの異物を通さないバリアとして機能し、健康な皮膚が保たれていますが、乾燥などで角層のバリア機能が弱まってしまうと花粉が角層の奥へ侵入してアレルギー反応が出現、スギ花粉皮膚炎がおきる、と考えられています。 ①免疫を担う細胞の一つであるマクロファージが侵入してきたスギ花粉を食べ、「これは敵だ」という情報を、T細胞に伝える ②T細胞が、マクロファージから受け取った敵の情報をB細胞に伝えると、B細胞は「スギ特異的IgE抗体」をつくる ③抗体は粘膜などに存在する肥満細胞と合体する(これを感作という) ④再び侵入したスギ花粉が抗体と結合すると、肥満細胞から化学物質が出てアレルギー症状が出る
脳のしくみとはたらき
脳の重さは体重の約2%。成人で1200~1600gにもなります。全身からのあらゆる情報を受け、心身をコントロールするのが脳の役目です。 脳は、大脳、小脳、脳幹という3つの部位から成り立っています。そのなかでもっとも大きいのは、名前のとおり大脳で、脳全体の約8割を占めています。 大脳の表面は大脳皮質、内部は脳髄質という構造になっています。大脳には、ニューロンと呼ばれる多くの神経細胞があり、ここに全身からさまざまな情報が送られてきます。 大脳の下部、後頭部にある楕円形をした器官が小脳、大脳と小脳を除いた部分が脳幹です。 脳幹には「運動神経」「感覚神経」の神経線維が通り、中脳、橋、延髄の3つの器官で構成されています。 生命維持の中枢器官として全身のあらゆる情報をコントロールする脳は、硬い頭蓋骨とその内側にある3層の膜(髄膜)により、外部などからの刺激で損傷を受けないよう、しっかりと守られています。 髄膜の層は、外側(頭蓋骨の内側)の「硬膜」、中層にある「くも膜」、脳を覆う軟らかい膜「軟膜」で形成されています。さらに、くも膜と軟膜の間には"くも膜下腔"と呼ばれる部位があり、外部衝撃を吸収したり、脳への栄養を補給したりする"髄液"で満たされています。 大脳には、2つの異なったはたらきをする部位-新皮質と旧・古皮質があります。これらは、胎児から成人になるまで、旧皮質→古皮質→新皮質の順に成長していきます。 新皮質は、運動や感覚機能のほか、知的活動(理論的思考、判断力、言語能力)と複雑な感情(喜び、悲しみ)を営む部位で、霊長類ではよく発達しています。 旧・古皮質は、海馬、帯状回廊などが大脳辺縁系を構成し、本能的な欲求(食欲、性欲)、原始的感情(恐怖、怒り)、記憶の形成を営みます。