こと‐ば【言葉/詞/辞】
1 人が声に出して言ったり文字に書いて表したりする、意味のある表現。言うこと。「友人の—を信じる」 2 音声や文字によって人の感情・思想を伝える表現法。言語。「日本の—をローマ字で書く」 3 文...
ことば‐がき【詞書(き)/言葉書(き)】
1 和歌や俳句の前書きとして、その作品の動機・主題・成立事情などを記したもの。万葉集のように、漢文で書かれたものは題詞(だいし)という。 2 絵巻物の絵に添えられた説明文。 3 絵本などで、画中...
ことば‐づけ【詞付け】
連歌・連句の付合(つけあい)手法の一。前句の中の言葉・物に縁のあるものをもって次の句を付ける方法。→心付(こころづ)け →物付け →寄合(よりあい)
ことばのおだまき【詞の緒環】
江戸後期の国語学書。2巻。林国雄著。天保9年(1838)刊。本居宣長著「詞の玉緒(たまのお)」などの補正と、「てにをは」などの研究を収録し、初めて下一段活用を立てた。
ことばのかよいじ【詞通路】
江戸後期の語学書。3巻。本居春庭(もとおりはるにわ)著。文政11年(1828)成立。動詞の自他の区別、掛け詞、動詞の語尾の延言・約音、語句の係り受けなどを説明したもの。
しかしゅう【詞花集】
[共通する意味] ★歌曲、和歌、俳句、詩などを集めた本。[英] an anthology[使い分け]【1】「歌集」は、和歌を集めた本。また、「旅の歌集」のように、歌曲を集めた本をいうこともある。...
しそう【詞藻】
[共通する意味] ★詩と散文。[英] prose and poetry[使い方]〔詩文〕▽詩文に親しむ〔詞藻〕▽詞藻に長ずる[使い分け]【1】「詩文」は、文学作品全体をいうこともある。元来は漢詩...
しそう【詞藻】
[共通する意味] ★文章を作る才能。[英] literary talent[使い方]〔文才〕▽彼には文才がある▽文才が豊かだ〔筆才〕▽筆才が如実に現れる〔文藻〕▽文藻豊かな人〔詞藻〕▽詞藻に富む...