あおいとり【青い鳥】
《原題、(フランス)L'Oiseau Bleu》メーテルリンク作の戯曲。1908年初演。翌1909年刊。チルチルとミチルの兄妹が、幸福の象徴「青い鳥」を妖精に導かれて探し歩き、最後にわが家で見...
あさ‐の‐み【麻の実】
麻の果実。黒色で丸く、かみつぶすとよい香りと辛みがある。七味唐辛子に入れる。苧(お)の実。《季 秋》「—を身近きものの如く見る/夜半」
あし‐もと【足元/足下/足許】
1 足が地についている所。また、その周り。「暗いから—に注意して下さい」「—に犬がうずくまる」 2 足の下部。「—に泥はねを上げる」「—が寒い」 3 ある人の、ごく身近な所。身辺。「まず—を固め...
足元(あしもと)から鳥(とり)が立(た)・つ
1 身近な所で意外なことが起こる。 2 急に思いたってあわただしく物事を始める。「—・つように帰って行った」
頭(あたま)の黒(くろ)い鼠(ねずみ)
食物などをかすめ取る身近な人をネズミにたとえた語。
足下
I1〔足の周辺〕懐中電灯が足下の水溜りを照らし出したThe flashlight picked up a puddle at my feet.足下の地面が揺れたThe earth shook u...
あしもとからとりがたつ【足下から鳥が立つ】
1〔急に思い立ってする〕足下から鳥が飛び立つように彼は荷物をまとめて出て行ったQuite abruptly he packed up (his things) and left.2〔身近に意外な...
死角
I1〔見えない範囲〕a blind spot運転手の死角((in)) the driver's blind spot子供がちょうど運転手の死角に入った時に事故が起こったThe accident ...
膝元
I〔ひざのすぐそば〕彼は灰皿をひざ元に引き寄せたHe pulled the ashtray toward him.II〔身近,手許〕親のひざ元で17まで育ったHe grew up under h...
身近
身近に near (to) one(self); close ((to))あの国の騒乱を身近に感じるI can't be indifferent to the riots in that cou...
みぢか【身近】
[共通する意味] ★体のすぐ近くのところ。[使い方]〔身近〕(名・形動)▽身近に引き寄せる▽身近にある器具▽身近に置く〔手近〕(名・形動)▽手近にある材料で料理する▽手近の辞書で調べる[使い分け...
てぢか【手近】
[共通する意味] ★体のすぐ近くのところ。[使い方]〔身近〕(名・形動)▽身近に引き寄せる▽身近にある器具▽身近に置く〔手近〕(名・形動)▽手近にある材料で料理する▽手近の辞書で調べる[使い分け...
かよう
[共通する意味] ★話し手に身近なものの状態や程度を間接的に述べる語。[英] such[使い方]〔こんな〕(形動)▽こんな人とは思わなかった▽こんな時こそ彼に助けてもらおう▽こんな事は大した事で...
かかる
[共通する意味] ★話し手に身近なものの状態や程度を間接的に述べる語。[英] such[使い方]〔こんな〕(形動)▽こんな人とは思わなかった▽こんな時こそ彼に助けてもらおう▽こんな事は大した事で...
このよう
[共通する意味] ★話し手に身近なものの状態や程度を間接的に述べる語。[英] such[使い方]〔こんな〕(形動)▽こんな人とは思わなかった▽こんな時こそ彼に助けてもらおう▽こんな事は大した事で...
いんかんふえん【殷鑑不遠】
身近な失敗例を自分の戒めとせよというたとえ。また、自分の戒めとなるものは、近くにあることのたとえ。▽「殷」は古代中国の国の名。「鑑」は鏡で、手本の意。中国の古代王朝は夏(商ともいう)から始まり、殷、周と続く。殷王朝の戒めとなるよい見本は遠くに求めなくても、すぐ前代の夏王朝の暴政による滅亡があるという意。戒めとなる失敗の前例は遠くに求めずとも、身近にあるからこれを戒めとせよということ。一般に「殷鑑いんかん遠とおからず」と訓読を用いる。
えんりょきんゆう【遠慮近憂】
遠い将来のことまで見通した深い考えをもたないでいると、必ず手近なところに身にさし迫った心配事が起こること。▽「遠慮」は先々まで見通した深い考え、配慮のこと。「近憂」は身近に迫った心配事の意。「遠き慮おもんぱかり無ければ、必ず近き憂うれい有り」の略。
かがくじょうたつ【下学上達】
身近で容易なことから学んで、だんだんに高度で深い道理に通じること。また、手近なところから学び始めて、次第に進歩向上してゆくこと。▽「下学」は初歩的で卑近なことを学ぶこと。「上達」は高遠な道理に通じること。「下学かがくして上達じょうたつす」と訓読する。
かけいやぼく【家鶏野鶩】
古いものを嫌い遠ざけて、珍しく新しいものを好むたとえ。また、身近なものや良いものを嫌い、遠くにあるものや悪いものを好むたとえ。また、良い筆跡と悪い筆跡のたとえ。家に飼っているにわとりを嫌って、野生のあひるを好む意。▽「野鶩」は野生のあひる。「家鶏」は身近なもの、良いもの、古いもののたとえ。「野鶩」は遠くのよそにあるもの、悪いもの、新しいもののたとえ。「家鶏を厭いとい(賤いやしみ)、野鶩を愛す」の略。また「野鶩」は「野雉やち」(野生のきじ)ともいう。
きじせんもく【貴耳賤目】
伝聞やうわさを軽々と信じて、実際に自分の目で見ているものを信じないこと。また、伝え聞いた遠くのことや過去のことは重んじるが、身近なことや現在のことは軽視すること。耳で伝え聞いたことは尊ぶが、実際に目で見たものは軽んじる意から。▽「賤」はいやしみ軽んじる意。「耳みみを貴とうとび目めを賤いやしむ」と訓読する。