すい‐がい【透垣】
《「すきがき」の音変化》板と板、または竹と竹との間を、少し透かしてつくる垣。すいがき。「所どころの立蔀(たてじとみ)、—などやうのもの、乱りがはし」〈源・野分〉
すい‐がき【透垣】
「すいがい(透垣)」に同じ。「本院の—に朝顔の花の咲きかかりて」〈詞花・秋・詞書〉
すい‐ろう【透廊】
《「すきろう」の音変化》透渡殿(すきわたどの)のこと。
すかさ‐ず【透かさず】
[副]機を逸することなく、直ちに対応して行動するさま。間をおかずにすぐさま。「言葉尻をとらえて—言い返す」
すかし【透かし】
1 すきまをつくること。また、そのすきまの部分。 2 紙を明るい方に透かすと見える模様や文字。「紙幣には—が入れてある」
すかさず【透かさず】
1〔すぐさま〕immediately, instantly私が門をあけると犬がすかさず飛び出してきたWhen I opened the gate, the dog rushed out imme...
すかし【透かし】
1〔透き間〕an opening2〔紙の透かし模様〕a watermarkにせ札には透かしがないThe counterfeit note 「has no watermark [is not wa...
すかす【透かす】
1〔透き間を作る〕障子は10センチほど透かしてあったThe shoji was ten centimeters or so ajar.ここのところをもう少し透かしたほうがよいThere shou...
すき【透き・隙】
I1⇒すきま(隙間)足を踏み入れる透きもないThere is no room [place] to step [put one's foot down].2〔わずかなひま,余裕〕透きを見てやって...
すきとおる【透き通る】
1〔透けて見える〕be transparent透き通った transparent, clear;《文》 limpid透き通って見える服a see-through dress2〔声がよく透る〕透き...