きわ【際】
《「ぎわ」の形で、他の語と複合しても用いる》 1 あと少しで別のものになろうとするぎりぎりのところ。境目。また、物の端。「がけの—から見下ろす」「生え—」「波打ち—」 2 ある物にきわめて接近し...
きわ‐ぎわ【際際】
1 人それぞれの分際。「人の—おぼしわきまへつつ」〈源・若菜上〉 2 季節の終わり。特に、盆・暮れなどの、商家の決算期。「正月前の—に旦那(だんな)殿は外が内」〈浄・重井筒〉
きわぎわ・し【際際し】
[形シク]物のけじめがはっきりしているさま。きわだっている。「さても、—・しかりける心かな」〈枕・二九三〉
きわぎわ‐と【際際と】
[副]はっきりと。てきぱきと。「かやうの事、—、かねてより御さだめ候へかし」〈曽我・四〉
きわ‐こと【際殊】
[形動ナリ]きわだっているさま。格別なさま。「—に、賢くて」〈源・桐壺〉
きわ【際】
1〔縁〕a brink; a verge崖の際the edge of a precipice2〔ぎりぎりの時〕いまわの際に⇒いまわ(今際)別れの際に彼女の手を握ったHe grasped her ...
きわだったとくしょく【際立った特色】
distinctive features
きわだつ【際立つ】
stand out; be conspicuousこの二つには際だった違いはないThere is no striking [marked] difference between the two....
きわどい【際どい】
1〔危険な〕riskyきわどい賭けをするmake a risky wagerきわどいまねをするtake a big chance/run a risk/attempt a chancy mane...
きわもの【際物】
1〔季節だけの商品〕seasonal goods [articles]2〔一時的な話題で売り込む小説〕a novel of temporary [passing] interest;〔流行の品〕...
きわ【際】
[共通する意味] ★物の中央から離れた、外周に近い部分。[英] a corner[使い方]〔隅〕▽部屋の隅にほこりがたまっている▽重箱の隅をつつく▽隅におけない〔角〕▽角を曲がってすぐの家▽机の...
きわだつ【際立つ】
[共通する意味] ★特に人目につく。[英] conspicuous[使い方]〔目立つ〕(タ五)〔際立つ〕(タ五)〔引き立つ〕(タ五)[使い分け]【1】「目立つ」は、対象の善悪に関係なく、他と視覚...
きわどい【際どい】
[共通する意味] ★何か起こりそうで危険なさま。[英] unrest[使い方]〔物騒〕(名・形動)▽この辺りは夜になると物騒だ▽物騒な世の中〔不穏〕(名・形動)▽戦争が起こりそうな不穏な気配▽社...
さい【際】
[共通する意味] ★ある具体的な動作や状態の変化が、臨時的にまたは一般的に行われる時間、時点。[使い方]〔時〕▽家を出た時は晴れていた▽パーティーの時に着ていく服〔場合〕▽人数が集まらなかった場...
さいかい【際会】
[共通する意味] ★思いがけずに出あうこと。[英] an encounter[使い方]〔遭遇〕スル▽敵の部隊に遭遇する▽大惨事に遭遇する▽危機に遭遇する▽宇宙船はUFOと遭遇したそうだ〔際会〕ス...