かり【雁/鴈】
[名]《鳴き声から》ガンの別名。《季 秋》「久しくて次なる—の鳴き渡る/汀女」 [副]ガンの鳴き声を表す語。「声に立てつつ—とのみ鳴く」〈後撰・秋下〉
かり‐が‐ね【雁が音/雁金/雁】
1 ガンの鳴く声。また、ガンの別名。《季 秋》 2 ガンを図案化した紋所の名。 3 カモ科の鳥。全長約60センチ。全体に暗褐色で、足は橙黄色、額が白く、目の周囲が黄色。ユーラシア北部で繁殖し、日...
かりがね‐ごにんおとこ【雁金五人男】
元禄(1688〜1704)のころ、大坂を荒らした雁金文七(ぶんしち)を頭とする五人の無頼漢。また、これを劇化した浄瑠璃・歌舞伎の作品の総称。
かりがね‐そう【雁草】
シソ科の多年草。山地に生え、高さ約1メートル。茎・葉には悪臭がある。葉は広卵形。秋、紫色の花が咲き、花は筒形で先端が唇状に大きく開き、しべが湾曲して長く突き出す。ほかけそう。
かりがね‐てん【雁点】
《古く雁の飛ぶ形に似た「」の符号を用いたところから》漢文訓読の返り点の一。レ点。
かり【×雁】
⇒がん(雁)
がん【×雁】
a wild goose ((複 - geese))後ろのがんが先になるHe who was last often comes in first.
がんくび【×雁首】
1〔キセルの〕the bowl (of a pipe)2〔首〕 ((a person's)) head仕返しは必ずする.雁首そろえて待っていろI'll pay you back for this...
がんこう【×雁行】
雁行する 〔並んで〕go [fly] side by side;〔編隊で〕fly in formation
がんじがらめ【×雁字×搦め】
泥棒をがんじがらめにしたWe bound the thief firmly hand and foot.今の学校は規則で生徒をがんじがらめにしているThe educational establi...