あまだれ【雨だれ】
《原題、Raindrop》ショパンのピアノ曲集「24の前奏曲」の第15番の通称。変ニ長調。雨を連想させる描写に由来する。雨だれのプレリュード。雨だれの前奏曲。
あま‐だれ【雨垂れ】
1 軒先などから滴り落ちる雨水。雨滴(うてき)。あましずく。 2 感嘆符「!」のこと。 [補説]作品名別項。→雨だれ
雨垂(あまだ)れ石(いし)を穿(うが)つ
《「漢書」枚乗伝から》小さな努力でも根気よく続けてやれば、最後には成功する。点滴石を穿つ。
あまだれ‐おち【雨垂れ落ち】
雨垂れが落ちて当たる所。あまおち。
あまだれ‐びょうし【雨垂れ拍子】
1 雅楽や謡曲で、拍子を雨垂れのように一定の間隔でとること。 2 物事の進行がとぎれがちで、はかどらないこと。「仕事が—になって出来べきものも仕損(しそこな)う道理」〈露伴・五重塔〉