かえり‐み【顧み】
1 振り返って見ること。「万度(よろづたび)—しつつはろはろに別れし来れば」〈万・四四〇八〉 2 過去を振り返ること。「いと心澄めるやうにて、世に—すべくも思へらず」〈源・帚木〉 3 気に掛ける...
顧(かえり)みて他(た)を言(い)う
《「孟子」梁恵王下から》答えに窮して、あたりを見回して本題とは別のことを言ってごまかす。
かえりみられない‐ねったいびょう【顧みられない熱帯病】
熱帯地域の貧困層を中心に蔓延している、寄生虫や細菌・ウイルスによる感染症。世界保健機関(WHO)がシャーガス病・リーシュマニア症・デング熱・ハンセン病など17の疾患を指定している。先進国ではほと...
かえり・みる【顧みる】
[動マ上一][文][マ上一] 1 過ぎ去った事を思い起こす。回顧する。「半生を—・みる」 2 心にとどめ考える。気にかける。「妻子を—・みない」 3 振り返って見る。「後方を—・みる」
こ【顧】
[常用漢字] [音]コ(漢) [訓]かえりみる かえって 1 振り返って見る。「顧眄(こべん)・顧望/一顧・後顧・四顧・指顧・右顧左眄(うこさべん)」 2 思いめぐらす。「顧命・顧問・顧慮/回顧...
かえりみる【顧みる】
I⇒ふりむく(振り向く),ふりかえる(振り返る)II1〔回顧する〕「look back [reflect] on子供のころを顧みるとつらいことが多かったLooking back on my ch...
こきゃく【顧客】
a customer, a patron;〔総称〕clientele,《英》 custom;〔弁護士などの〕a client ⇒とくい(得意)この店は顧客が多い[少ない]This store h...
こきゃく【顧客】
customer;client
こきゃくいじ【顧客(の)維持】
customer retention
こきゃくがりはんしていっている【顧客が離反して[離れて]いっている】
Customers are drifting away.
こ‐いきん【顧維鈞】
[1888〜1985]中華民国の外交官。字(あざな)は少川。嘉定(かてい)(江蘇省)の人。1945年のサンフランシスコ会議の全権代表、駐米大使、国際司法裁判所判事などを歴任。クー=ウエイチュン。
こ‐えんぶ【顧炎武】
[1613〜1682]中国、明末・清初の思想家・学者。崑山(こんざん)(江蘇省)の人。字(あざな)は寧人。号、亭林。その学問は経世を目的とし、歴史・地理・制度史・経学・音韻訓詁(くんこ)など多方...
こ‐がいし【顧愷之】
[345ころ〜405ころ]中国、東晋の文人画家。無錫(むしゃく)(江蘇省)の人。字(あざな)は長康。人物画にすぐれた。「女史箴(じょししん)図」「洛神賦図」などの模写されたものが伝わるほか、画論...
こ‐けんせい【顧憲成】
[1550〜1612]中国、明の政治家・学者。無錫(むしゃく)(江蘇省)の人。字(あざな)は叔時。神宗に仕えたが、免官され帰郷。弟の允成(いんせい)・高攀竜(こうはんりゅう)とともに東林書院を復...
こ‐やおう【顧野王】
[519〜581]中国、南北朝時代の学者。呉(江蘇省)の人。字(あざな)は希馮(きふう)。南朝の梁(りょう)・陳に仕え、博学で、経史・天文地理に明るかった。「玉篇(ぎょくへん)」30巻を撰。他に...