あすか【ASCA】
《Advanced Satellite for Cosmology and Astrophysics》平成5年(1993)2月に打ち上げられたX線天文衛星ASTRO-D(アストロディー)の愛称。...
あすか【飛鳥/明日香】
奈良県高市郡明日香村のこと。また、その付近一帯の称。推古朝以来百余年、都が置かれ、橘寺(たちばなでら)・石舞台古墳・高松塚古墳など史跡が多い。 [補説]「飛鳥」の表記は、「あすか」にかかる枕詞「...
あすかい【飛鳥井】
姓氏の一。藤原北家(ほっけ)から出た難波頼経(なんばよりつね)の子である雅経(まさつね)に始まる。 [補説]「飛鳥井」姓の人物飛鳥井雅有(あすかいまさあり)飛鳥井雅親(あすかいまさちか)飛鳥井雅...
あすかい‐りゅう【飛鳥井流】
1 室町中期に飛鳥井雅親が開いた書道の流派。栄雅流。 2 鎌倉前期に飛鳥井雅経が開いた蹴鞠(けまり)の流派。
あすか‐がわ【飛鳥川】
奈良県中部を流れる川。高取山に源を発し、畝傍(うねび)山と天香具山の間を流れ、大和川に注ぐ。昔は流れの変化が激しかったので、定めなき世のたとえとされた。また、同音の「明日」の掛け詞や枕詞として...
しぶき【▲飛×沫】
〔水煙〕(a) spray;〔はね水〕a splash彼はしぶきをあげて水中に飛び込んだHe jumped [《米》 dove] into the water with a splash.水しぶ...
つぶて【×礫▲飛×礫】
紙つぶて《米》 a spitball/《英》 a chewed-paper pellet梨のつぶて⇒なし(梨)つぶてを打つthrow a stone ((at a person))
とばす【飛ばす】
I1〔飛ぶようにする〕let fly; fly子供は紙飛行機を飛ばしたThe child flew [sailed] a paper airplane through the air.帽子が風に...
とびあがる【飛び上がる】
I〔飛んで高く上がる〕fly up; take off屋上からヘリコプターが飛び上がったA helicopter rose [took off] from the roof.II〔順序を飛び越し...
とびあるく【飛び歩く・跳び歩く】
〔忙しく方々を回る〕run aboutジェイは毎日職探しに飛び歩いたJay rushed about every day looking for a job.目撃者を求めて町中飛び歩いたHe r...
とびあがる【飛び上がる】
[共通する意味] ★飛んだり跳ねたりして勢いよく動く。[英] to jump up[使い方]〔躍る〕(ラ五)〔躍り上がる〕(ラ五)〔飛び上がる〕(ラ五)〔跳ね上がる〕(ラ五)[使い分け]【1】「...
とびあるく【飛び歩く】
[共通する意味] ★あちらこちら走り回る。[英] to rush about[使い方]〔飛び回る〕(ラ五)▽喜んで部屋中を飛び回る▽スポンサー捜しにあちこち飛び回る〔駆けずり回る〕(ラ五)▽大雪...
とびおりる【飛び降りる】
[共通する意味] ★乗り物から外へ出る。[英] to get off[使い方]〔降りる〕(ラ上一)▽京都で汽車を降りる▽船を降りる〔飛び降りる〕(ラ上一)▽知人を見つけて電車を飛び降りた[使い分...
とびかう【飛び交う】
[共通する意味] ★何かが入り乱れて飛ぶ。[英] to fly about[使い方]〔乱れ飛ぶ〕(バ五)▽蛍が乱れ飛ぶ▽札束が乱れ飛ぶ▽デマが乱れ飛ぶ〔飛び交う〕(ワ五)▽つばめが飛び交う▽罵声...
とびかかる【飛び掛かる】
[共通する意味] ★身をおどらせて、そのものに取り付く。[英] to jump at[使い方]〔飛び付く〕(カ五)▽犬が肉に飛び付いた▽おみやげを買ってきた父に飛び付く子供〔飛び掛かる〕(ラ五)...
ひからくよう【飛花落葉】
絶えず移り変わるこの世の、無常なことのたとえ。春に咲く花も風に吹かれて散り、青葉もやがて枯れ落ちる意から。
ひじちょうもく【飛耳長目】
物事の観察に鋭敏で、見聞が広く精通していること。観察力や情報の収集力があり、物事に通じていることの形容。▽「飛耳」は遠くのことを聞くことができる耳。「長目」は遠くまでよく見通す目。「長目飛耳ちょうもくひじ」ともいう。
ひとりゅうぶん【飛兎竜文】
才能のあるすぐれた子供のこと。▽「飛兎」「竜文」はともに、非常によく走るすぐれた馬、駿馬しゅんめの名前。転じて、俊童の意となった。「竜」は「りょう」、「文」は「もん」とも読む。
ひようそうく【飛鷹走狗】
たかを飛ばし、犬を走らせる意で、狩りをすること。▽「飛鷹」はたかを飛ばすこと。「狗」は犬で、猟犬のこと。
ひようばっこ【飛揚跋扈】
思うままにのさばり振る舞うこと。また、臣下が権威をほしいままにして君主をしのぐたとえ。▽「飛揚」は猛禽もうきんが飛び上がる、舞い上がること。「跋扈」の「扈」は水中に仕掛けて魚を捕らえる竹垣の意。「跋」は越える意で、大魚がそれを越えて抜け出ること。規制や拘束などを無視して横暴に振る舞うこと。
あすかい‐まさあり【飛鳥井雅有】
[1241〜1301]鎌倉末期の歌人。雅経(まさつね)の孫。家集に「隣女和歌集」など。
あすかい‐まさちか【飛鳥井雅親】
[1417〜1491]室町中期の歌人。号は柏木(かしわぎ)。家集に「亜槐和歌集」があり、書道飛鳥井流の祖。
あすかい‐まさつね【飛鳥井雅経】
[1170〜1221]鎌倉初期の歌人。藤原定家らとともに新古今和歌集を撰した。蹴鞠(けまり)にもすぐれ、歌鞠(かきく)二道の飛鳥井家の祖となる。家集に「明日香井和歌集」がある。藤原雅経。
あすかい‐まさよ【飛鳥井雅世】
[1390〜1452]室町中期の歌人。新続古今和歌集の撰者。著書に「富士紀行」がある。
ひらい‐いっかん【飛来一閑】
[1578〜1657]江戸初期の漆工。明(みん)の人で、寛永年間(1624〜1644)日本に帰化。一閑張(いっかんばり)を創始し、子孫も代々その業を継いだ。