おに‐び【鬼火】
1 雨の降る暗夜などに、墓地や湿地の空中を漂う青い火。燐化(りんか)水素の燃焼によるとする説もあるが不明。陰火。幽霊火。狐火(きつねび)。 2 「鬼火焚(た)き」に同じ。 [補説]書名別項。→鬼火
おにび【鬼火】
吉屋信子の短編小説。昭和26年(1951)、第4回日本女流文学者賞を受賞。翌昭和27年(1952)、同作を表題作とする作品集を刊行。
おにび‐たき【鬼火焚き】
九州地方で正月7日に行う火祭り。左義長(さぎちょう)。
おにびのメヌエット【鬼火のメヌエット】
《原題、(フランス)Menuet des feux follets》ベルリオーズ作曲の劇的物語「ファウストの劫罰」の第3部で演奏される管弦楽曲。悪魔メフィストフェレスが召喚した鬼火が、美しい娘マ...