さぶろー (茨城の方言)
スコップ。 さぶろー、どごさえったがしんねが(スコップ、どこにあるか知らないか)
しなこい (福島の方言)
柔らかくて、弾力性がある。 このおひたしは、しなこくてかみ切んにぇ(このおひたしは、弾力性があってかみ切れない)
しもてく (三重の方言)
亡くなる。 えーちゃんしもてきなした(英次さんは亡くなられた)この世に終わりを告げてあの世へ往くという言い方。人の死を悔やむ丁重な心情からの造語である。
しるい (高知の方言)
土が水を多く含んでぬかるんでいる、あるいは軟弱な状態。 雨がうんと降ったき道がしるーなってとーれな(雨がたくさん降ったから道がぬかるんで通れないよ)
しんどい(2) (京都の方言)
骨が折れる。大変である。 こんな大きなもん運ぶんしんどいやろ(こんな大きなものを運ぶのは大変でしょう)
〜じ (長野の方言)
〜ですよ。 忘れちゃいやだじ。こんだきっとよっとくれや(忘れちゃいやですよ。今度は必ず寄って下さいよ)親愛・敬意のある念押し。
じゃっしー (山梨の方言)
ジャージ。体操着。 あした体育があるに、俺んじゃっしーはどこでー(明日体育があるのに、おれのジャージはどこだい)
じゅじゅまき・ぎぎまき (宮崎の方言)
旋毛(つむじ)。 じゅじゅまきがふたつあっとは、あまのじゃく(つむじが二つあるひとは、ひねくれ者)諸県では「ぎぎまき」が優勢。
じんぎ (山形の方言)
遠慮。 ぼたもじいっぺあっさげ、じんぎさねで、たんとくってけれ(ぼた餅がたくさんあるから、遠慮しないで十分に食べてくれ)
すなこい (宮城の方言)
筋があって嚙み切れない。 入れ歯でぁすなこいのはだめでがす(入れ歯では筋のあるものは食べられません)