おげ (徳島の方言)
うそ。でたらめ。 あいつはおげばっかりいいくさる(あいつはうそばかりいいやがる)「うそつき」は「おげった」と言う。
おっぴさん (宮城の方言)
曾祖父・曾祖母。 おっぴばぁちゃん、なんぼなった?(ひいおばあちゃん、いくつになった?)
おやげねー (長野の方言)
かわいそうだ。 えくつになるっけ、親がしんでおやげねーなー(いくつになったろう、親が死んでかわいそうだなあ)
かいくれ 【搔暮】 (東京の方言)
全然。全く。 西も東もかいくれわからない打ち消しの語を伴っていう。
かいとまわり (奈良の方言)
〈へび〉青大将。 かいとまわりは家の主やで殺さんときや(青大将は家の主なので、殺さないようにね)奈良では集落のなかがいくつかの垣内(かいと)と呼ばれる小区画に分かれていて、青大将はこの垣内をまわると言…
〜かたけ (高知の方言)
ごときに。なんか。 女かたけにまけていくかー(女なんかに負けてなるものか)
かっとーしゅー (熊本の方言)
順繰りに。 山芋はかっとーしゅーほっていくと、上手にほるっばい(山芋は順繰りに掘っていくと、上手に掘れるよ)
きょーさめー (鳥取の方言)
不思議な。珍しい。予想外な。 なんぼ探してもぜにぶくろがないなんて、きょーさめーことだ(いくら探しても財布がないなんって、不思議なことだ)
ぎゃーに (栃木の方言)
あまり。 ふぬけだからといって、ぎゃーに馬鹿にすんな(いくじなしだからといって、あまり馬鹿にするな)
こがーな (岡山の方言)
こんな。このような。 学校にこがーなもん持っていかれな(学校にこんなものを持っていくんじゃないよ)「こげーな」「こねーな」とも。