あしぶん(1) (沖縄の方言)
遊ぶ。仕事をしないでいる。 ちゅーや ぬー っし あしぶが(今日は、なにをして遊ぶか)ちゃー あしろーんや(いつも遊んでいるね)
あせくらしー (石川の方言)
忙しい。 あんたは、いつもあせくらしー人やねー(あなたはいつも忙しい人だねえ)「あせない」とも。
あたる (石川の方言)
貰える。 あの会社は、いつもかもボーナスでっかいことあたるんやといね(あの会社はいつもボーナスがたくさん貰えるんだそうだよ)
あんらぐち (沖縄の方言)
おべっか。お世辞。 あれー ちゃー あんらぐち すんやー(あの人はいつも おべっかを言うね)近世語の「油口」に対応。なめらかなお世辞の弁舌。
いくれてん (山形の方言)
いい加減。 あのやづは、いっつもいくれてんゲなこどばりいってる(あの奴は、いつもいい加減なことばかり言っている)
いっすんずり (大分の方言)
車のひどい渋滞。 別大国道は、いっつもいっすんずりじゃ(〈別府と大分を結ぶ〉別大国道はいつも大渋滞だ)「一寸ずつズル」の意。
いっせつ (滋賀の方言)
いつも。 いっせつありゃこりゃばっかりしてて、わやなこっちゃ(いつもあべこべばかりしていて、拙(まず)いことだ)
いっつもかっつも (高知の方言)
いつもいつも。 いっつもかっつもうもーいくとはかぎらん(いつもいつもうまくいくとは限らない)
いっぱだ (山形の方言)
たびたび。いつも。 このじでんしゃ、いっぱだ故障する(この自転車はたびたび故障する)
いつも (滋賀の方言)
妹。 いつもの婿は、ぎっとかいては、いやらせん(妹の婿は、あぐらかいては、いらっしゃらない)