〜しておく (福岡の方言)
〜する。 これ、なおしておいて(これ、しまってくれ)「〜する」だけで十分だが、あえて「〜しておく」と表現する。
しなっと (福井の方言)
何気なく。いつのまにか。 ちっとも勉強せんてな顔してて、なに、しなーっといー点数取ってるんやって(ちっとも勉強しないような顔をしていて、なにをいつの間にいい点数を取っているんだ)
しびがわりー (鳥取の方言)
恥ずかしい。きまりが悪い。 ぬすっと猫は、しびがわりげにくらまかいて、逃げたわいな(ぬすっと猫は、悪いことをしたというようすで、逃げていったよ)
しゃーままげる (兵庫の方言)
お節介を焼く。 あんだこーんだしゃーままげて(ああだこうだとお節介を焼いて)播磨では「さーまえる」とも。
しょんない (静岡の方言)
仕方がない。しょうがない。 くるまんとばかいてしょんないに(車をとばしてしょうがないよ)「しかたがない」の短縮形。
しりうち (徳島の方言)
泥はね。 じるたんぼで歩いてきたけん、ようけしりうちしとるわ(道のぬかるんでいるところを歩いてきたからたくさん服に泥がはねているわ)
しろしか (福岡の方言)
うっとうしい。 どーした、しろしかもんかい(まったくうっとうしいことだ)つぶやいて言う。本来じとじとと降る雨にぬれる不快感をいう語。
じげ (兵庫の方言)
同じ村。地元。 じげにおっても挨拶もしくさらん(同じ村にいても挨拶もしない)
じちらかと (滋賀の方言)
落ち着いて。じっくりと。 朝はせわしないさかい、じちらかと新聞も読めん(朝は気ぜわしいので、じっくりと新聞も読めない)
じょろかく (福井の方言)
あぐらをかく。 じょろかいてご飯たべてると、ばちあたるざ(あぐらをかいてご飯を食べていると罰があたるよ)嶺南東部では「ぎっとかく」。