ある(2) (山形の方言)
部屋に入る。 とがいどご、よぐきたなー。あガらっしゃい(遠いところよく来たね。入ってください)
あた (青森の方言)
顎(あご)。 かまねばあギた、じょーぼさなんねよ(嚙まないと顎が丈夫にならないよ)津軽では「おどゲ」。
あさん (佐賀の方言)
あなた。 久しゅー見らんじゃったばってん、あさんなどこさいいとったこー(久しく見なかったけれど、あなたはどこに行っていたのかい)自称は「おい」。
あっかあっか (栃木の方言)
冷や冷やする。 何をいー出すかわがんねーと思って、あっかあっかしてたよ(何を言い出すかわからないと思って、冷や冷やしてたよ)
あらける (愛媛の方言)
間隔をおく。 よー、あらけとかんと、ひょーひょーになっていかんぜ(じゅうぶん間隔をあけておかないと、ひ弱になってだめですよ)
あんねー (福井の方言)
味がまずい。うまくない。 あんねー刺身はくいとねー(まずい刺身は食べたくない)
いいしき (群馬の方言)
よいところ。よしとするところ。 こんなもんは持ってってもらうだけでいーしきだ(こんな物は持っていってもらうだけでよいところだ)
いきたむながる (大分の方言)
行きたくないと強く思う。 こん子は学校にいきたむながっち、こまる(この子は学校に行きたくないと言って、困る)
いちみちきちくりー (大分の方言)
行って見てきてくれ。 すまんけんど、ちょいといちみちきちくりー(すまないが、ちょっと行って見てきてくれ)接続助詞の「て」が「チ」となる。
いて (鹿児島の方言)
お湯が熱い。 こん風呂はいとして、いやならんなー(この風呂は熱くて入れないなぁ)「いたか」とも。