こずむ・こぞむ (静岡の方言)
沈殿する。 搔きまーさんと砂糖ガ下のほうにこずんでるっしょ(搔き回さないと砂糖が下の方に沈殿しているでしょう)
こたう(1) (高知の方言)
肉体的・精神的に応える。 あつけがことーてまだよーおきん(暑気あたりが応えてまだ起きられない)らくだいしたががことーちゅー(落第したことが応えている)
こっぺくせー (栃木の方言)
ませている。おとなじみている。 この女の子は、おしれなんかつけて、なんぼこっぺくせーんだが(この女の子は白粉などつけて、なんとませていることか)
こっぺちょる (岐阜の方言)
威張っている。 あいつ、学級委員になったもんじゃでこっぺちょるぞ(あれは学級委員になったから威張っているぞ)
こっぺな (福井の方言)
生意気な。 あいつぁこっぺなことばっかゆーてる(あいつは生意気なことばかり言っている)「こっぺくさい」とも。
こなす (福岡の方言)
いじわるしていじめる。 わるそーが、とーしぇんぼして、こなしよる(いたずら小僧が通せんぼしていじめている)「にくじ」は精神的意地悪。
こまっちゃくれる (東京の方言)
「こましゃくれる」の転。子どもが小さなくせにませていること。 こまっちゃくれた女の子だ
こんきと (愛知の方言)
しばしば。 魚とりーこんきと川にいっとる(魚を捕りにしばしば川に行っている)
こーかる (福岡の方言)
自慢して威張る。 自分のことば、こーかりよー(自分のことを自慢して威張っている)威張っている様子を「こーたかか」と言う。
こーとーか (熊本の方言)
〈性格・着衣が〉上品だ。 あんひとんきとらす服はこーとーか(あの人が着ている服は上品だ)