あだむねをつく (大分の方言)
期待過剰で、当てが外れる。 そげえ当てにしちょるとあだむねをつくぞ(そんなに当てにしていると後でガッカリするぞ)
あったらしか (鹿児島の方言)
もったいない。 まだつこがなって、あったらしかことしやんな(まだ使えるのに、もったいないことをするな)古語の「あたらし〈惜〉」の意味を残している。
あっちゅん(2) (沖縄の方言)
働く。〜ている。暮らす。 むる あっちゅんどー(みんな働いているよ)がっこう あっちゅん(学校に通っている)めーなち あっちょーみ(毎日元気でいるか)
あっぱがお (香川の方言)
あきれ顔。 あっぱがおして、何みよんぞ(あきれ顔で、何を見ているんだ)
あっぺとっぺ (宮城の方言)
つじつまの合わないこと。 あの人ゆーのはあっぺとっぺで何かだってんだがわげわがらね(あの人の言うことは頓珍漢で何を言っているのかわからない)
あて (京都の方言)
私。 あてかてしてみとおす(私だってしてみたいです)女性が用いる。まれに男性も。
あばすれる (広島の方言)
騒ぎたてる。ふざける。 お姉ちゃんが勉強しょーるんじゃけー、あばすれちゃー、いけんじゃないか(お姉ちゃんが勉強をしているのだから騒ぎ立ててはいけないじゃないか)
あばてんね (鹿児島の方言)
たくさん。 ことしゃ、あばてんねかっがなっちょいなー(今年はたくさんの柿がなっているなあ)「あばけんさばききれない」の転じた語か。
あびーん(2) (沖縄の方言)
呼ぶ。泣く。吠える。 あんまーが っやー あびとーんどー(お母さんが君を呼んでいるよ)いのー ゆー あびーんや(犬はよく吠えるね)
あまだ (茨城の方言)
たくさん。 きょーでぁー、あまだあずばってるわ(兄弟がたくさん集まっているよ)