〜い (大分の方言)
〜が。主語を表す。 あめい、ふりでーた(雨が、降りだした)全国的に見ても非常に珍しい助詞。県北では「ぐ助詞」が使われる。
いいえのことよ (愛媛の方言)
どういたしまして。 いいえのことよ、こっちこそごっつぉになってから(どういたしまして、こちらこそご馳走になってしまって)
いいかぶ (群馬の方言)
いいご身分。気楽。 やつもいいかぶだ(やつも気楽なもんだ)「いんきょかぶ」は「隠居の身分」の意。
いいしき (群馬の方言)
よいところ。よしとするところ。 こんなもんは持ってってもらうだけでいーしきだ(こんな物は持っていってもらうだけでよいところだ)
いいまのふり (東京の方言)
いい気になって。 そいつをまたいい間のふりで真似する役者がいるんだから情けねー
いか (京都の方言)
凧。 お正月はいか揚げして遊ぼうな(お正月は凧揚げして遊ぼうね)
いかい (静岡の方言)
大きい。 あすこでいかい声ではなしょーしてる(あそこで大きな声で話をしている)「いいっかい」とも。
いかい (山口の方言)
大きい。 こりゃーいかい田んぼじゃのー(これは大きい田んぼだな)
いかめー (兵庫の方言)
羨ましい。 めーのえー人がいかめーてなー(目のいい人が羨ましくてね)
いかーしめへん (大阪の方言)
行きはしません。 そんなところまでいかーしめへんやろ(そんな所までは行きはしませんでしょ)