おがまんばとーせん (佐賀の方言)
カマキリ(蟷螂)。 おじしゃん、こがんふとかおがまんばとーせんのおったとん、こーちよかね(おじさん、こんなに大きなカマキリがいたが飼っていい?)
ぎょーさん (岡山の方言)
たくさん。 こねーだの祭りのときゃー、ぎょーさん人がおったなー(この間の祭りの時には、たくさん人がいたね)
ごっとい (佐賀の方言)
ずっと。 きゅーはほとめかいたけん、ごっといしみゃーまでおったじゃ(今日はご馳走をなさったから、ずっと最後までいたよ)
さでくる (鳥取の方言)
落ちる。 柿をとらかともって、木に登り枝がおえてさでくりおった(柿を取ろうと思って、木に登り枝が折れて落ちた)
しょのむ (鳥取の方言)
そねむ。妬(ねた)む。 蔵を建てると、しょのんでなんぞかんぞ言うもんがおっただってなー(蔵を建てると、妬んで何やかやと言う者がいたそうだね)
でっかす (栃木の方言)
出会う。遭遇する。 山ん中で鹿にひょこっとでっかしたので、おったまげた(山中で鹿と突然に出会ったので、びっくりした)
とぎ (高知の方言)
道連れ。仲間。 きょーはとぎがおったけん、はよーついたよーな気がする(今日は道連れがいたので早く着いたような気がする)
へこさか (広島の方言)
逆さま。さかさ。あべこべ。 はなしこんでおったら、ありゃ、へこさか、ぬーてしもーたでよ(話し込んでいたら、ありゃ、逆さまに縫ってしまったよ)
まがる (香川の方言)
邪魔になる。 こんなところに、おったらまがっていかん(こんな所に座っていたら、仕事や通行の邪魔になる)
〜もて (三重の方言)
〜しながら。 しごとしーもてききおったがれ(仕事をしながら聞いていたものだよ)二つの動作が同時におこなわれることをいう。