おあげさん (京都の方言)
油揚げ。 おあげさんとなっぱとたいたらおいしおす(油揚げと葉野菜と煮たらおいしいです)「あげおかべ」「おいなりさん」とも。
おい (鹿児島の方言)
僕。 おいがいっで、おはんなこけおいやい(僕が行くから、君はここにいなさい)男の人が親しい友人同士で使う。
おいいる (京都の方言)
おっしゃる。 そうおいいるさかい(そう言われるから)「言う」の軽い敬意をもった尊敬語。
おいえ (大阪の方言)
そうだ。そのとおり。 おいえ、あぶないわしよ(そうだ、危ないよ)相槌を打つ時のことば。
おいかー (石川の方言)
そうだ〈応答詞〉。 おいかー、昨日いってんちん(そうそう、昨日行ったんだよ)主に女性が使う。男性は「おいや」。加賀地方では「おいね」。
おいし (山梨の方言)
あなた。 おいしも体に気を付けれよ、はい若くはないどーよ(あなたも体に気を付けてよ、もう若くはないのだよ)
おいそれと (三重の方言)
すぐ簡単に。 あいてがあいてや。おいそれといくもんか(相手が相手だ。すぐ簡単にいきゃしないよ)掛け声を副詞に造語している。
おいだし (鳥取の方言)
解熱剤。 かぜを引いて熱が出たけー、おいだしを飲んだ(風邪を引いて熱が出たので、解熱剤を飲んだ)「ぎゃーけ」とも。
おいつき (山梨の方言)
その土地で生まれ育った人。生え抜き。 おいつきの人に方言を聞いて歩いているです(この土地で生まれ育った方に方言を聞いて歩いているのです)
おいでます (石川の方言)
いらっしゃる。 先生、明日学校においでますか(先生、明日は学校にいらっしゃいますか)「行く」「来る」「居る」の尊敬語。「おいでる」とも。