こなす (福岡の方言)
いじわるしていじめる。 わるそーが、とーしぇんぼして、こなしよる(いたずら小僧が通せんぼしていじめている)「にくじ」は精神的意地悪。
じゅーく (群馬の方言)
生意気なこと。 おーくじゅーくこくな(やたらと生意気言うな)
じんぎ (埼玉の方言)
辞儀。挨拶。 世話になったから良くじんぎゆっとくんだよ(お世話になったからよく挨拶をしておくんだよ)
すんくじら (鹿児島の方言)
隅っこ。 かぎゃそんすんくじれ、あやしもはんか(鍵はその隅っこにありはしませんか)
ちんぶりかく (静岡の方言)
ふくれっ面をする。すねる。 ちーとばか怒られたぐりゃーでちんぶりかくじゃねー(少しばかり怒られたぐらいでふくれっ面するんではない)
でーれー(2) (岡山の方言)
ものすごい。 くじで一等が当たったんでー。でーれかろー(くじで一等が当たったんだよ。すごいだろう)
とつけもの (宮城の方言)
景品。 この茶箱、初売りのとつけものだ(この茶箱は初売りの景品だ)「とすけ」もしくは「とつけ」で「福引」や「くじ引きのくじ」、「とすけ屋」で「駄菓子屋」をいう。幸運にも得ることを表す「とっつける」から…
にくじ (山口の方言)
悪口。皮肉。嫌み。 お父さんは酒をのむと、いっつもにくじばっかりっちゃー(お父さんは酒を飲むと、いつも悪口ばかりだ)
にくじ (熊本の方言)
わざと。故意に。 にくじたまがらしゅーて思たっだろ(わざとびっくりさせようと思ったんだろう)
はいしー (石川の方言)
悔しい。 また宝くじあたらなんだ、はガいしー(また宝くじが当たらなかった、悔しい)加賀南部では「はガい」「はゲー」とも。