あたりがほー (三重の方言)
くじびきで決めること。 あたりがほーでよろしあすで(くじびきで決めてよろしいですから)「当たり果報」の意。
うたてー (神奈川の方言)
いくじがない。 うたてーやろーだからよー、そんなこたーできやしめー(いくじがないやつだから、そんなことはできないだろう)
きさじー (鳥取の方言)
快い。感じがいい。気持ちがいい。 えーたいたたくやつが、みんなの前でしくじってきさじかった(いつも威張っているやつが、大勢の前でしくじって気持ちよかった)
ぎゃーに (栃木の方言)
あまり。 ふぬけだからといって、ぎゃーに馬鹿にすんな(いくじなしだからといって、あまり馬鹿にするな)
くじ (島根の方言)
小言。苦情。 親から、くじばかりでかなわん(親から小言ばかり言われて嫌になった)
くじくる (愛媛の方言)
不平を言う。むずかる。 いつまでくじくるんぜ(いつまで駄々をこねるの)夜ぐずるのは「ねくじをくる」と言う。
くじっかてーに (神奈川の方言)
律儀に。かたく。 くじっかてーに、おけーしなんか、しなくっても、いーだよー(律儀に、お返しなどしなくても、いいんだよ)
くじゅーくる (広島の方言)
むずかる。ぐずる。 孫が、くじゅーくってきかんのじゃ(孫がむずかって聞かないのだ)
くじをくる (山口の方言)
る。むずかる。 おーくじくられたっちゃ(ひどく怒られた)周防では「くじょーくる」「くじゅーくる」とも。
けっぱなずく(2) (鳥取の方言)
失敗する。しくじる。 事業にけっぱなずいた(事業に失敗した)「けっぱんずく」とも。