あね (新潟の方言)
若い女性。嫁。 あこのあねはよーはたらくのー(あそこの嫁はよく働くねえ)「あ」を高く言うほうが、「ね」を高くいう言い方よりも丁寧な言い方。
いく〜 (山梨の方言)
何〜。 あれからいくねんたったかねー(あれから何年たったかねえ)いくにん来るですか(何人来るのですか)不特定の数量を表す。
いせて (愛知の方言)
わざと。 急いで行くやつをいせてゆっくり行くのん(急いで行くところをわざとゆっくり行くね)
かくねがんしょ (埼玉の方言)
かくれんぼ。 今日はかくねがんしょしてあすんべー(今日はかくれんぼして遊ぼう)
くね (埼玉の方言)
垣根。生け垣。 くねんとこにちっちぇー鳥がとまってた(垣根の所に、小さい鳥がとまっていた)
さかむけ (奈良の方言)
手の爪の付け根の皮膚が細長くむける症状。 あんたは親不孝やさかいにさかむけいくねんで(あなたは親不孝なので、手の爪の付け根の皮膚が細長くむけるだよ)
ずく (長野の方言)
惜しまず働く力。 ずくやんでちゃー、なんにもできねーじ(やる気を惜しんでいたら、何もできませんよ)ずくがあるねー(よく働くねえ)
つくねる (兵庫の方言)
こねる。まるめる。 この餅もつくねんのか(この餅もまるめるのか)
ほまち (群馬の方言)
へそくり。 絵のうしろにほまちかくねておいた(絵の後ろにへそくりを隠しておいた)
ほりっこ (埼玉の方言)
堀。用水堀。 かくねっこなんかでほりっこにおっこちんなよ(かくれんぼなどで堀に落ちないようにしろよ)