あるしー (石川の方言)
騒がしい。 あグるしーねー。ちょっこり、ちんとしとんまっしゃいま(騒がしいね。少し静かにしていらっしゃいよ)
くびこんま (福島の方言)
肩車。 わらしは、くびこんましてやっと喜ぶもんだ(子どもは、肩車をしてやると喜ぶものだ)「てんぐるま」とも。
くらす (福岡の方言)
げんこつで強く打つ。 くらすぞ(なぐるぞ)
ぐるめ (愛知の方言)
〜ごと。 皮ぐるめ食べてまった(皮ごと食べてしまった)三河では「さら」「ぎし」。
ぐるわ (長野の方言)
回り。 家のぐるわ、掃く(家のまわりを、掃く)
こそしー (石川の方言)
くすぐったい。 そんなことしたら、こそガしーガいや(そんなことをしたら、くすぐったいよ)「こちょガしー」「こそばい」「こそばしー」「こちょばしー」などとも。動詞「くすぐる」は「こそガす」。
こそばす (大阪の方言)
くすぐる。 こそばいさかいあんまりこそばさんといてーや(くすぐったいからあまりくすぐらないでよ)
こたぐる (和歌山の方言)
こじ開ける。 牛がかんぬきをこたぐる(牛がかんぬきをこじ開ける)「突き上げる」の意でも用いられる。
こちょばっこい (新潟の方言)
くすぐったい。 足の裏、こちょばっこい(足の裏、くすぐったい)「くすぐる」ことは、「こちょば(か)す」。
じかきむし (栃木の方言)
みずすまし。 田んぼん中でじかぎむしが、いせーよくぐるぐるまーってらー(田んぼの中でみずすましが勢いよくくるくる回っているよ)