うっとーたい (愛知の方言)
うるさい。煩わしい。 まごんたーが巻き付いてきてうっとーたいけどが(孫達がまとわりついてきてうるさいけれども)
うーいってんぎゃー (佐賀の方言)
あたり一面。 うーいってんぎゃーさぎゃーたばってんなかったばんた(あたり一面探したけれどもなかったですよ)
おぶどー (山梨の方言)
ぶどう。 うちのおぶどーだけどもらってくりょー(うちのぶどうだけれどもらってください)美化語の「お」をつけた「おぶどー」を通常用いる。
がっそ (奈良の方言)
頭髪がぼうぼうとしている状態。 えらいがっそな頭して、どないしたん(たいそうボサボサな頭髪だけれども、どうしたの)
け〜 (鹿児島の方言)
動詞の意味を強める接頭語。 たのまれちょったどん、けわすれた(頼まれていたけれども忘れた)あや事故で、けしんだちよ(あの人は事故でなくなったそうだよ)
けし (山形の方言)
賢い。 親はうすけねども、子だばけゲし(親は馬鹿だけれども子は賢い)
すらごつ (佐賀の方言)
噓。 なめた口ばききよるどん、すらごつもほどほどにしとかんけ(なめた口をきいているけれども、噓もほどほどにしておけよ)
そーのー (奈良の方言)
家屋に隣接する畑。 ちょっと悪いねんけどよ、そーのーでネギとってきてくれよ(ちょっと悪いのだけれども、家の隣の畑でネギとってきてよ)
〜ども (青森の方言)
〜けれども。 あげどもこの花こ、そらほど好ぎでね(赤いけれどもこの花はそんなに好きじゃない)津軽では「〜ばって」。
〜ばって (青森の方言)
〜けれども。 あげばってこの花こ、そったに好ぎでね(赤いけれどもこの花はそんなに好きじゃない)南部では「〜ども」。