あがし (福島の方言)
明かり。 暗ぐなってきたがら、あがしつけろ(暗くなってきたから、明かりをつけろ)
おしょーし(1) (山形の方言)
すまない。 おしょーしだげんど、しぇんえんかしてけろ(悪いけど、千円貸してくれ)
かっぽろぐ (栃木の方言)
揺り動かす。ゆする。 栗の木をかっぽろぐのはえーけど、頭にえががおっこってくっからきーつけろ(栗の木をゆするのはいいが、頭に毬(いが)が落ちてくるから気をつけろ)
くそへび (岩手の方言)
まむし(蝮)。 このやまあるぐどぎ は[ha]、くそへびさきつけろ(この山を歩く時は、まむしに気を付けなさいよ)
けろ (山形の方言)
くれ。 うめがら、まっとけろ(うまいからもっとくれ)庄内では「けれ」。
ごしゃぐ (山形の方言)
〜る。怒る。 しゅぐだいけろっとわすって、しぇんしぇがらごしゃがえだ(宿題をすっかり忘れて先生に〜られた)庄内では「ごげる」。
しま (青森の方言)
つらら。 しガま落ぢてくれば危ねはんで気つけろ(つららが落ちてくれば危ないから気をつけろ)氷は「しガ」で区別される。
〜すける (茨城の方言)
助ける。一緒に行う。 えーべよ、えっしょにえってすけろよ(いいだろう、一緒に行ってくれよ)「〜つける」とも。
せわしない (山形の方言)
うるさい。忙しい。 せわしないがら、すごししずかにしてけろ(うるさいから少し静かにしてくれ)
だんき 【暖気】 (北海道の方言)
冬の少し暖かくなった日。 きょうはだんきだから屋根の雪落ちるかもしれん。きいつけれよ(今日は暖気だから屋根の雪が落ちるかもしれない。気をつけろよ)