いちみちきちくりー (大分の方言)
行って見てきてくれ。 すまんけんど、ちょいといちみちきちくりー(すまないが、ちょっと行って見てきてくれ)接続助詞の「て」が「チ」となる。
いんぐりちんぐり (徳島の方言)
不揃いな。 どしたんこれ、セットになっとるけんど、いんぐりちんぐりでー(どうしたの、これセットになっているけれど、不揃いだなあ)
うっせー (大分の方言)
【主に県西部など】まずい。 言うちゃすまんけんど、こん団子はうっせーなー(こう言っては申し訳ないが、この団子はまずいなあ)
えー〜ん (愛媛の方言)
〜できない。 よいよほしーけんどたこーて、えーかわん(とても欲しいけど高くて買えない)
おたから (大分の方言)
「幼児」を大切な存在ととらえて表現する語。 〈転んで泣きそうな幼児に〉痛いけんど、おたからじゃから、泣かん、泣かん(痛いだろうが、かわいい子どもだもの、泣かない泣かない)
がい(2) (徳島の方言)
性格がきつい、強い。 あの子、かわいーけんどわりとがいなわよ(あの子はかわいいけれど割と性格がきついよ)
ぎっちり(1) (高知の方言)
しょっちゅう。 ぎっちりゆーたがやけんどきーてくれざった(たびたび言ったのだけど聞いてくれなかった)
けんど (青森の方言)
道路。街道から。 こごのけんどまっすぐですじゃ(ここの道をまっすぐですよ)
けん・けに (高知の方言)
〜だから。 あんたがゆーたけん、私もこーたがやけんどおおまちがいやった(あなたが言ったから私も買ったのだけど大間違いだった)
こた(ー)ない (高知の方言)
大したことはない。 骨おって入院したけんどこたないない(骨折で入院したけど大したことはない)