ごろ (山梨の方言)
子ども用自転車の補助輪。 うちの子はちっと前にごろを取っただよ(うちの子はちょっと前に自転車の補助輪を外したんですよ)へーごろなしに乗れるだけー(もう補助輪無しの自転車に乗れるんですか)
〜ごろ (鹿児島の方言)
人を卑める接尾語。 じごろ(地元生え抜きの田舎者)うそひーごろ(噓つき野郎)
ごろたひく (香川の方言)
おおいびき。 あれと同じ部屋はいやでぇ、ごろたひくけん(大いびきをかくので、同部屋はお断り)
とぶ (愛知の方言)
走る。 とんでってごろんとでんぐりかーただに(走っていってごろんとひっくり返ったんだよ)「徒競走」は「とびっこ」という。
ねー (三重の方言)
無い。 まあこのごろはくさやがねーよになった(まあこのごろはわら葺の家が無いようになった)ai 連母音同化の痕跡か、これがよく耳につく。
のさん (熊本の方言)
いやだ。 こんごら、雨ばっかでのさんな(このごろは雨ばかりでいやだな)
びき (広島の方言)
蛙。 このごらー、びきがおらんよーんなった、どがいしたんじゃろー(このごろは蛙がいなくなった、どうしたのだろう)
やーまち (佐賀の方言)
怪我。 かけごろしてあすーどったら、ちー転んじやーまちした(かけっこをして遊んでいたら、つい転んで怪我した)
ゆきやけ (富山の方言)
やや重度の霜焼け。 このごろ、ゆきやけになるもんなあんまりおらん(このごろ霜焼けになる者はあまりいない)