しこる (熊本の方言)
格好つける。威張る。 うちんた、ちーとばかしこるごてなったね(うちの子は少しばかり格好つけるようになったね)
しし (富山の方言)
筋肉。 かっだにししつけんにゃあかん(身体に筋肉を付けなくてはいけない)
ししび (愛知の方言)
濡れた物を広げ干して水気を取ること。 この服濡れとるで、ししびせよか(この服は濡れているから、〈広げ干して〉水気を取ろうか)
しじみっかい 【蜆貝】 (東京の方言)
「しじみかい」の転。内弁慶な子ども。 あの子はしじみっ貝でこまる
しじる(1) (鳥取の方言)
素焼きする。さっと焼く。 烏賊(いか)をしじるとやおんなる(烏賊をさっと焼くと柔らかくなる)
しじる(2) (鳥取の方言)
煮る。 牛肉は焼いてもしじってもまい(牛肉は焼いても煮てもおいしい)
したっけ (北海道の方言)
そうしたら。 きのー町いったさ。したっけ友達にあったんだ(昨日町に行ったさ。そうしたら友達に出会ったよ)
したっけね (北海道の方言)
それではまたね。バイバイ。 あしたの約束忘れるんでないよ。したっけね(明日の約束を忘れるなよ。バイバイ)若い人が挨拶語として使う。
しちべた (石川の方言)
尻。太もも。 そんな、地べたねまったら、しちべた、ちぶたーならんけ(そんな、地べたに座ったら、お尻が冷たくならないか)
しっきゃー (佐賀の方言)
全部。 こんがんづけばすっぴゃーしっきゃーおいにうってくれんこー(この蟹漬けを残らず全部俺に売ってくれないかい)