しめなったか (宮崎の方言)
こんばんは〈夜の挨拶〉。 しめなったか、おんなるな(こんばんは、いらっしゃいますか)
しもる (茨城の方言)
寒さで野菜などがいたむ。 さづまはとぐに、しもゲんのガはやえんだ(さつまいもは特に寒さでいたむのが早いんだ)
しもてく (三重の方言)
亡くなる。 えーちゃんしもてきなした(英次さんは亡くなられた)この世に終わりを告げてあの世へ往くという言い方。人の死を悔やむ丁重な心情からの造語である。
しもとくない (滋賀の方言)
取り片付けてください。 もー日ガ暮れるさかい、その辺でしもとくない(もう日が暮れるから、その段階で取り片付けてください)
しゃぎつける (新潟の方言)
なぐりつける。 わーりことしるとしゃぎつけるろー(悪いことをするとなぐりつけるぞう)「しゃぐ」とも。「しゃぎつける」の方が激しい。
しゃぐ (愛媛の方言)
押しつぶす。 道におんびきがよーけしゃがれとる(道路でカエルがたくさんぺちゃんこになっている)
しゃだれ (三重の方言)
横なぐりの激しい雨。 えらいしゃだれにおーてなー、おーじょーしたわ(ひどい土砂降りの雨で大弱りだったよ)
しゃち (宮崎の方言)
弟。 わがしゃちはよか子じゃねー(あなたの弟はいい子だね)
しゃっけ (秋田の方言)
冷たい。 最近、水しゃっけくなってきたなー(最近、水が冷たくなってきたなー)「しゃっこえ」「さっけ・さっこえ」「はっけ・はっこえ」とも。「ひやっこい」から。
しゃっこい (青森の方言)
冷たい。 こごの水、しゃっこくて、めなー(ここの水、冷たくて、おいしいなあ)