すっぺすっぺ (愛知の方言)
貸し借り無し。 ありがとだけでおいて、すっぺすっぺにしとこまい(有り難うと言うだけで、貸し借り無しにしておこう)
すてぎもねー (茨城の方言)
この上ない。すばらしい。 すてぎもなぐえーふぐきてんねー(すばらしくいい服を着ているね)
すてて (岩手の方言)
片足跳び。 すててギで きょうそしてみるべが(片足跳びで競争してみようか)
すてんぽてん (鳥取の方言)
だらしない。しまりがない。放縦だ。 あの男はすてんぽてんだけん、職を転々と変える。(あの男はだらしないから、職を転々と変える)
すなこい (宮城の方言)
筋があって嚙み切れない。 入れ歯でぁすなこいのはだめでがす(入れ歯では筋のあるものは食べられません)
すばだかげる (岩手の方言)
柿や栗などの実を、手頃な短い棒切れや石などを投げつけて落とす。 さおつかえば、えだっこいだめるはんて、ずばだかげで、うめぐおどせよ(竿を使って落とすと、枝を折ったりするので、石を投げて落としなさいよ)
すばり (島根の方言)
手足にささる刺(とげ)。 すばーがたって、いたーてかなわん(刺がささって、たいへん痛い)「すいばり」とも。植物の刺は「かたら」「いが」「いぎ」など。
すばる (愛知の方言)
非常に恥ずかしがる。 あの子はすばっちゃって何もいわん(あの子は恥ずかしがって何も言わない)
すばろーしー (岡山の方言)
ゆううつな。不機嫌な。 すばろーしー顔せられな(ゆううつな顔をするんじゃないよ)
すぼれる (広島の方言)
すぼむ。しぼむ。縮む。 収穫後に日がたってミカンがすぼれてしもーた(収穫後に日が経ってミカンがしぼんでしまった)